特許
J-GLOBAL ID:200903011336008368

フィルタープレス装置およびスラッジの脱水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-326444
公開番号(公開出願番号):特開2000-153103
出願日: 1998年11月17日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】処理能力の向上、ケーキ含水率の低減、ケーキ剥離性の向上を図る。【解決手段】加温スラッジSを濾室2C内に加圧供給し濾過させ、この濾過中に、加温流体Fを流体室2D内へ供給し充満させて流体室2Dの内圧を濾室2Cの内圧より高くし、その差圧によりダイアフラム2Eによる濾室2C内の被脱水物の圧搾を行う工程と、流体室2D内の加温流体を室外へ排出させて流体室2Dの内圧を濾室2Cの内圧よりも低くし、その差圧によりダイアフラム2Eを元の位置に押し戻しつつ濾室2C内へさらに加温スラッジSを供給する工程とを交互に繰り返す。次に、加温スラッジSの供給を停止し、加温流体Fを流体室2D内へ加圧供給するとともに、流体室2D内の内圧を所定圧に維持しつつ流体室2D内の加温流体を排出させて、その流体室2Dの内圧によりダイアフラムによる圧搾を行う。
請求項(抜粋):
濾板間の濾室内に濾布が設けられ、前記濾布外面とこれに対向する濾板との間にダイアフラムが配され、スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ供給手段が設けられ、前記ダイアフラムとこれに対向する濾板との間に流体室が形成され、この流体室内への供給液体圧により前記ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水スラッジを押圧するようにした圧搾型フィルタープレスを含み;加温スラッジを前記濾布内面がわに供給するスラッジ供給手段と、加温流体を前記流体室内に供給する流体送り込み手段とを備え;さらに、前記スラッジ供給手段によって加温スラッジを濾布内面がわに加圧供給してその濾布を通して濾過を行う濾過操作工程において、前記流体送り込み手段により加温流体を前記流体室内に供給して前記加温スラッジの温度低下を防止する濾過過程保温手段と、前記流体室内への供給液体圧により前記ダイアフラムが前記濾布を介して前記濾室内の被脱水スラッジを押圧して圧搾を行う圧搾工程において、前記流体室内への供給液体として加温流体を用い、この加温流体を前記流体送り込み手段により流体室内に供給して前記加温スラッジの温度低下を防止する圧搾過程保温手段と、を備えたことを特徴とするフィルタープレス装置。
IPC (2件):
B01D 25/12 ,  C02F 11/12
FI (3件):
B01D 25/12 A ,  B01D 25/12 P ,  C02F 11/12 D
Fターム (7件):
4D018AA03 ,  4D018AA08 ,  4D018AA22 ,  4D018BB14 ,  4D059AA03 ,  4D059BE16 ,  4D059BF02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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