特許
J-GLOBAL ID:200903011379188394

リチウムイオン電池からの有価金属回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 正緒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-309249
公開番号(公開出願番号):特開2007-122885
出願日: 2005年10月25日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】 使用済みのリチウムイオン電池から、加熱・焼却などの乾式処理を行うことなく、Li、Ni、Coなどの有価金属を効率よく分離回収する方法を提供する。【解決手段】 リチウムイオン電池を解体する解体工程と、電池解体物をアルコール又は水で洗浄し、電解液及び電解質を除去する洗浄工程と、洗浄した電池解体物を硫酸水溶液に浸漬し、正極基板から正極活物質を剥離する正極活物質剥離工程と、剥離した正極活物質を固定炭素含有物の存在下に酸性溶液で浸出する浸出工程と、その浸出液から中和によりAlとCuを分離除去する中和工程と、次に浸出液からNiとCoを分離回収するニッケル・コバルト回収工程と、残った水溶液中のLiを溶媒抽出と逆抽出により濃縮した後、炭酸リチウムの固体として分離回収するリチウム回収工程とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リチウムイオン電池から有価金属を回収する方法であって、リチウムイオン電池を解体する解体工程と、電池解体物をアルコール又は水で洗浄し、電解液及び電解質を除去する洗浄工程と、洗浄した電池解体物を硫酸水溶液に浸漬して、正極基板から正極活物質を剥離する正極活物質剥離工程と、剥離した正極活物質を固定炭素含有物の存在下に酸性溶液で浸出する浸出工程と、得られた浸出液から中和によりアルミニウム、銅を分離除去する中和工程と、中和工程後の浸出液からニッケル、コバルトを分離回収するニッケル・コバルト回収工程と、残った水溶液中のリチウムを溶媒抽出と逆抽出により濃縮した後、リチウムを炭酸リチウムの固体として分離回収するリチウム回収工程とを備えることを特徴とするリチウムイオン電池からの有価金属回収方法。
IPC (13件):
H01M 10/54 ,  C22B 1/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/26 ,  C22B 3/44 ,  C22B 7/00 ,  C22B 15/00 ,  C22B 21/00 ,  C22B 23/00 ,  C22B 26/12 ,  B09B 3/00 ,  B01D 11/02 ,  B01D 11/04
FI (14件):
H01M10/54 ,  C22B1/00 601 ,  C22B3/00 A ,  C22B3/00 J ,  C22B3/00 P ,  C22B3/00 T ,  C22B7/00 C ,  C22B15/00 107 ,  C22B21/00 ,  C22B23/00 102 ,  C22B26/12 ,  B09B3/00 304Z ,  B01D11/02 ,  B01D11/04 B
Fターム (42件):
4D004AA23 ,  4D004BA05 ,  4D004CA02 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CA40 ,  4D004CA41 ,  4D004CB21 ,  4D004CC15 ,  4D004DA03 ,  4D004DA20 ,  4D056AB07 ,  4D056AB08 ,  4D056AC08 ,  4D056AC15 ,  4D056AC22 ,  4D056BA01 ,  4D056CA14 ,  4D056CA26 ,  4D056CA31 ,  4D056CA37 ,  4D056CA39 ,  4D056DA10 ,  4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA09 ,  4K001AA19 ,  4K001AA34 ,  4K001BA22 ,  4K001CA06 ,  4K001CA07 ,  4K001DB02 ,  4K001DB17 ,  4K001DB22 ,  4K001DB30 ,  4K001DB34 ,  5H031AA00 ,  5H031BB02 ,  5H031HH06 ,  5H031RR02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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