特許
J-GLOBAL ID:200903011388029940

プロテオグリカンの抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々 紘造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-011296
公開番号(公開出願番号):特開2009-173702
出願日: 2008年01月22日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】大量に漁獲される魚、特に北洋において漁獲、加工された後に残渣として廃棄されている鮭、鱒の頭部の軟骨組織から効率よく分離抽出精製する方法を提供すること、及び異臭がほとんどなく、幅広い用途を有するプロテオグリカン組成物を得る方法を提供すること。【解決手段】下記のA〜E工程よりなるプロテオグリカン組成物の抽出方法及びこの方法により得られる。プロテオグリカン組成物A.凍結した水棲動物組織を破砕し、これに水を加え、特定温度とpHで処理する工程、B.Aの固液混合物を遠心分離し、最上部の脂質層と中間層の水層を取り除き、沈殿物を回収する工程、C.沈殿物を乾燥し、微粉末化する工程、D.得られた乾燥微粉末に、特定溶媒を加え、残存脂質を抽出除去する工程、E.溶媒を除去する工程。本発明の方法により得られるプロテオグリカン組成物は、異臭がないために、特に食品分野での使用に適している。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記のA〜E工程よりなるプロテオグリカン組成物の抽出方法。 A.凍結した水棲動物組織を破砕し、これに水を加え、温度0〜20°C、pH4.8〜7で処理する工程、 B.Aの固液混合物を遠心分離し、最上部の脂質層と中間層の水層を取り除き、沈殿物を回収する工程、 C.沈殿物を乾燥し、微粉末化する工程、 D.得られた乾燥微粉末に、溶媒としてヘキサン、アセトン又はエタノールを加え、残存脂質を抽出除去する工程、 E.溶媒を除去する工程。
IPC (2件):
C08B 37/00 ,  A23L 1/30
FI (2件):
C08B37/00 Q ,  A23L1/30 A
Fターム (13件):
4B018MD20 ,  4B018MD42 ,  4B018MD74 ,  4B018ME12 ,  4B018ME14 ,  4B018MF01 ,  4C090AA04 ,  4C090BA79 ,  4C090BC28 ,  4C090CA11 ,  4C090CA18 ,  4C090CA19 ,  4C090DA27
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • プロテオグリカンの製造方法
    公報種別:再公表公報   出願番号:JP2007052317   出願人:財団法人釧路根室圏産業技術振興センター, 工藤義昭
  • 皮膚外用剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-105989   出願人:有限会社野々川商事
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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