特許
J-GLOBAL ID:200903011418579983
超音波探傷装置を用いた溶接部の溶融凝固部分の判定法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鮫島 武信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-152266
公開番号(公開出願番号):特開平11-326287
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 溶接部に溶融凝固部分(ナゲットn)が形成されているか否かの判定を非破壊検査にて可能とする。【解決手段】 2つの金属部材m1,m2を溶接することによって形成された接合部材を被検材Mとし、探触子10から超音波を発し、溶接部を通過し下面M2で反射した超音波の減衰状態を観察することによって、溶融凝固部分(ナゲットn)が形成されているか或いは冷接着であるかの判定を行う。溶接によって生じた溶融凝固部分は、再凝固によって、結晶粒度が粗くなっており、ここを伝播する超音波の減衰が、溶融凝固の生じていない冷接着部よりも大きいため、減衰の状態を観察し評価することによって、溶融凝固部分か冷接着部かの確実な判別が可能となる。
請求項(抜粋):
溶接にて接合されることにより少なくとも2つの部材が一体となって形成された接合部材について、この接合部材内部の溶接部に向けて接合部材外部より超音波を発し、その溶接部に適切な溶融凝固部分が形成されているか否かの判定を行う超音波探傷装置を用いた溶接部の溶融凝固部分の判定法において、上記接合部材内部の溶接部に向けて超音波を発し、溶接部を通過した超音波を探触子にて検出し、その減衰状態を観察することによって、溶融凝固部分であるか或いは冷接着部分であるかの判定を行うものであることを特徴とする超音波探傷装置を用いた溶接部の溶融凝固部分の判定法。
IPC (2件):
G01N 29/08 505
, G01B 17/00
FI (2件):
G01N 29/08 505
, G01B 17/00 Z
引用特許:
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