特許
J-GLOBAL ID:200903011427151643

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357445
公開番号(公開出願番号):特開2000-177611
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 優れた応答性を有し、しかも小型で電動モータ5のエネルギ効率を高める事が可能な構造を実現する。【解決手段】 補助回転軸29及びアイドラシャフト50と、ステアリングホイールの操作に基づいて回転する主回転軸23とを、互いの中心軸α、βが交差する状態で配置する。補助回転軸29と同心に固定した駆動ディスク37の駆動摩擦面38及びアイドラシャフト50と同心に配置した駆動側アイドラディスク55の駆動側アイドラ摩擦面56と、主回転軸23と同心に支持した従動ディスク43の従動摩擦面45及び従動側アイドラディスク44の従動側アイドラ摩擦面47とを摩擦係合させる。皿板ばね36、54により、各面同士の当接圧を確保する。駆動摩擦面38の径と従動摩擦面45の径との比を大きくして、減速機28の減速比を大きくできる。
請求項(抜粋):
車体側に固定されるハウジングと、このハウジングの内側に回転及び軸方向移動自在に設けられ、ステアリングホイールの操作に基づいて回転方向の力を付与され、操舵輪に対して回転量に応じた舵角を付与する主回転軸と、この主回転軸の配設方向と交差する方向に配置されて電動モータにより回転駆動される補助回転軸と、この補助回転軸に対し、この補助回転軸と同心に支持固定されてこの補助回転軸と共に回転する駆動ディスクと、この駆動ディスクに設けられた、上記補助回転軸と同心で円すい凸面状の駆動摩擦面と、上記主回転軸の一部外周面に、この主回転軸と同心に支持固定されてこの主回転軸と共に回転及び軸方向移動する従動ディスクと、この従動ディスクに設けられた、上記主回転軸と同心で上記駆動摩擦面と摩擦係合する、円すい凸面状の従動摩擦面と、上記主回転軸の一部外周面で上記従動ディスクに隣接する部分に、この主回転軸と同心に且つこの主回転軸に対する回転自在であるが軸方向移動不能に支持された従動側アイドラディスクと、この従動側アイドラディスクに設けられた、上記主回転軸と同心で上記駆動摩擦面と摩擦係合する、上記従動摩擦面と同形状の従動側アイドラ摩擦面と、上記ハウジングの一部に、上記従動ディスク及び従動側アイドラディスクの直径方向に亙る中心軸を中心とする回転自在に支持された駆動側アイドラディスクと、この駆動側アイドラディスクに設けられた、上記駆動摩擦面と同形状で上記従動摩擦面及び従動側アイドラ摩擦面と摩擦係合する駆動側アイドラ摩擦面とを備え、上記駆動ディスク及び駆動側アイドラディスクの組と、上記従動ディスク及び従動側アイドラディスクの組とのうち、少なくとも一方の組に、上記駆動ディスクと上記従動ディスクとの間でトルク伝達を行なわない状態でも、上記各摩擦面同士の当接圧を確保できる押圧手段を設けて成る電動式パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  F16H 13/04
FI (2件):
B62D 5/04 ,  F16H 13/04 H
Fターム (12件):
3D033CA02 ,  3D033CA04 ,  3D033CA16 ,  3D033CA21 ,  3D033CA31 ,  3J051AA01 ,  3J051BA10 ,  3J051BB02 ,  3J051BD05 ,  3J051BE02 ,  3J051ED20 ,  3J051FA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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