特許
J-GLOBAL ID:200903074222960320

入出力交叉型トラクションドライブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250509
公開番号(公開出願番号):特開平7-103304
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 大きな減速比が必要な装置に適用される変速機であって、入出力交叉型トラクションドライブに関するもので大きな減速比を得る構造とする。【構成】 入力軸1の先端は円錐形状のローラ2が、又反対側にアイドラローラ3が径の異なるローラ6,7と接して入力軸1からの回転をこれと直交する回転力を得る出力軸5に伝える。出力軸5の回転は太陽ローラ8、同ローラ8の周囲に接する複数の遊星ローラ9に伝えられる。遊星ローラ9はリングローラ10に内接しており、同ローラ9の回転軸は遊星枠11に取付けられており、ローラ9は回転(自転)すると共にリングローラ10の内周面に沿って公転する。この公転による遊星枠11の回転がローラ2,3と直交する出力として取出されるのでローラ2,3の径を大きくしなくても大きな減速比が得られる。
請求項(抜粋):
同一の回転軸芯上で回転し、駆動用及びアイドラ用からなる一対の円錐形状のローラと、同ローラのピッチ円径と異なる径であって、同ローラの回転軸芯と直交する回転軸を有し、同ローラの円錐面と接して直交する回転力を伝達する一対の出力軸用ローラと、同出力軸用ローラの回転軸端に取付けられて、同回転軸と共に回転する太陽ローラと、同太陽ローラの外周に接して回転する複数の遊星ローラと、同複数の遊星ローラの外周と内接するリングローラと、前記遊星ローラ群の各ローラの回転軸を保持して同遊星ローラ群の各ローラが回転することにより前記リングローラの内周面に接して公転する際の回転力を出力として取出す遊星枠とを具備してなることを特徴とする入出力交叉型トラクションドライブ。

前のページに戻る