特許
J-GLOBAL ID:200903011542051474

汚泥から重金属類を分離除去する方法並びにその分離 除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330769
公開番号(公開出願番号):特開平10-165994
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 有害な重金属類化合物を含有する下水等の汚泥から有害な重金属類化合物を分離除去する方法並びに除去装置を提供する。【解決手段】 亜鉛化合物等の有害重金属化合物を含む汚泥に、次亜塩素酸ソーダまたは次亜塩素酸を加えて上記有害重金属化合物を溶出分離し、この処理液をPH調整して固液分離し、得られたケーキにアルカリ剤または硫化水素を加えてケーキ中の重金属を不溶性にした。一方、重金属化合物が溶出したろ液には、アルカリ剤を加えて重金属類を析出させ、その析出液を濃縮して固液分離し、重金属類を回収するようにした。上記不溶性の重金属類および重金属が析出した処理液の固液分離液は重金属類が希薄であって無害である。
請求項(抜粋):
亜鉛等の重金属類を含む汚泥に、先ず塩化第二鉄を添加して汚泥のPHを3.5以下にしたのち、次亜塩素酸ソーダ又は次亜塩素酸を加えて汚泥の酸化還元電位を700mV以上とし、次に、上記操作で重金属類が溶出した処理液にアルカリ剤を添加してPHを3〜4に調整した上で固液分離し、さらに、得られたケーキに、アルカリ剤または硫化水素を添加して、ケーキ中の亜鉛等の重金属類を水酸化物または硫化物して不溶性にすると共に、一方、上記分離液には、アルカリ剤を加えて重金属類を析出させ、その重金属類の析出した液を固液分離することを特長とする汚泥から重金属類を分離除去する方法。
IPC (2件):
C02F 11/00 ,  C02F 11/14
FI (2件):
C02F 11/00 J ,  C02F 11/14 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 下水汚泥を無毒化する方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-102624   出願人:グリーンインバイアランメンタルシステムズ,リミテッド

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