特許
J-GLOBAL ID:200903011584258680
通信システムにおける再転送タイムアウト時間の設定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-135683
公開番号(公開出願番号):特開2002-330168
出願日: 2001年05月07日
公開日(公表日): 2002年11月15日
要約:
【要約】【課題】 無線環境と有線環境をまたいで通信プロトコルにTCPを使用して通信を行う通信システムでは、全体の送信パケット数が増加し、また、最大再転送タイムアウトまでの時間が長いため、TCPの通信特性が低下する。【解決手段】 基地局と携帯端末との間の無線通信区間における基地局のリンク層レベルでの待ち時間情報は、携帯端末からサーバに対して、TCPコネクション確立時のSYNパケット中のTCPオプションとして通知され、そのSYNパケットをサーバが受信する(ステップB1)。サーバは、SYNパケットのTCPオプションを解析し、基地局のリンク層レベルにおける待ち時間情報を取得する(ステップB2、B3)。この待ち時間情報は、基地局から携帯端末に対するリンク層レベルでの再転送間隔Tの整数n倍である。サーバはこの待ち時間情報をコネクション情報内に保存し(ステップB4)、TCPパケット送信時のRTOに加算する。
請求項(抜粋):
無線端末と基地局との間が無線通信区間とされ、前記基地局とサーバとの間が有線通信区間とされ、前記無線端末と前記サーバとの間で前記基地局を介してTCPプロトコルを通信プロトコルに使用して双方向の通信を行う通信システムにおいて、前記サーバから前記無線端末に対してTCPパケットの送信を行う場合に、該サーバで設定される再送タイムアウト(RTO)に、前記基地局から前記無線端末に対するリンク層レベルでの再転送間隔のn倍(nは正の整数)の時間を加算した値を、前記サーバの再転送タイムアウト時間に設定することを特徴とする通信システムにおける再転送タイムアウト時間の設定方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 230
, H04L 29/08
FI (2件):
H04L 12/56 230 Z
, H04L 13/00 307 Z
Fターム (13件):
5K030GA03
, 5K030HA08
, 5K030JL01
, 5K030JT09
, 5K030LA02
, 5K030LD18
, 5K030MB06
, 5K034AA09
, 5K034BB06
, 5K034EE03
, 5K034HH11
, 5K034HH65
, 5K034MM03
引用特許:
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