特許
J-GLOBAL ID:200903011602203368

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181233
公開番号(公開出願番号):特開2001-014611
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 下部コア層上に溝部を有する絶縁層を形成し、前記溝部内に下部磁極層、ギャップ層、及び上部磁極層を積層し、さらに前記上部磁極層上に、前記溝部よりも大きい幅寸法を有する上部コア層を形成することで、狭トラック化に対応できるとともに、磁束飽和を緩和できるが、前記上部コア層と下部磁極層との距離が短いことで、この間の漏れ磁界により、ライトフリンジングが発生するといった問題があった。【解決手段】 絶縁層11にトラック幅Twで形成されたトラック幅領域Aと、前記トラック幅領域Aから絶縁層11表面11bにまで徐々に幅寸法が広がるように傾斜面11cを有する傾斜領域Bとで構成される溝部11aを形成し、前記傾斜面11c上から上部コア層16を形成することで、磁束飽和を緩和できると同時にライトフリンジングの発生を抑制できる薄膜磁気ヘッドを製造できる。
請求項(抜粋):
磁性材料製の下部コア層と、磁性材料製の上部コア層と、前記下部コア層と上部コア層とを磁気的に絶縁するギャップ層と、前記下部コア層と上部コア層との間に位置する絶縁層とが、記録媒体との対向面に現れている薄膜磁気ヘッドにおいて、前記絶縁層には、この絶縁層表面から下部コア層に通じ、しかも記録媒体との対向面からハイト方向に延びる溝部が形成されており、前記溝部は、下部コア層上から所定の高さまでトラック幅を規制するトラック幅領域と、前記トラック幅領域の上端から絶縁層表面にかけて、前記溝部の幅寸法が徐々に広がる傾斜面を有する傾斜領域とを有し、前記トラック幅領域内に前記ギャップ層が位置するとともに、前記上部コア層の一部が、前記溝部に形成された前記傾斜面上から、下部コア層と離れる方向に延びて形成されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
FI (2件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 C
Fターム (9件):
5D033BA08 ,  5D033BA12 ,  5D033BA13 ,  5D033BA41 ,  5D033CA01 ,  5D033CA02 ,  5D033DA04 ,  5D033DA07 ,  5D033DA08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 薄膜磁気ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-336488   出願人:三菱電機株式会社
  • 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-031771   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
審査官引用 (2件)
  • 薄膜磁気ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-336488   出願人:三菱電機株式会社
  • 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-031771   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション

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