特許

J-GLOBAL ID：200903011610259399

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

発明者： 山▲崎▼ 至 ,  三木 宣道 ,  上杉 浩敏
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-299610
公開番号（公開出願番号）：特開2002-107966
出願日： 2000年09月29日
公開日（公表日）： 2002年04月10日
要約：

【要約】【課題】 優れた機械的強度と表面潤滑性を耐久後まで併せ持つ電子写真感光体の提供および、電子写真特性と塗工性および塗料ポットライフが良好であり、一般的なクリーニングブレードでも捲れの起こらない電子写真感光体の提供。【解決手段】 導電性支持体、感光層を有する電子写真感光体において、該電子写真感光体の表面層が、特定構造を有するポリアリレート、ポリカーボネートおよび変性ポリカーボネートを含有し、該ポリアリレートの粘度平均分子量(Ma)が30,000以上105,000以下、該ポリカーボネートの粘度平均分子量(Mc)が25,000以上55,000以下、かつMa>Mcとする。

請求項（抜粋）：

導電性支持体、感光層を有する電子写真感光体において、該電子写真感光体の表面層が、下記式(1)で示される構成単位を有するポリアリレート、下記式(2)で示される構成単位を有するポリカーボネート、並びに下記式(3)および下記式(4)で示される構成単位を有する共重合体を含有し、【化1】(式中、X1は、炭素原子、または単結合(この際のR5 ,R6 は存在しない)、R1 〜R4 は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基を示し、R5 ,R6 は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基、またはR5 とR6 が結合することによって形成されるアルキリデン基を示し、R7 〜R10は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基を示す。)、【化2】(式中、X2は、炭素原子、または単結合(この際のR15,R16は存在しない)、R11〜R14は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基を示し、R15,R16は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基、またはR15とR16が結合することによって形成されるアルキリデン基を示す。)、【化3】(式中、R17〜R22は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基を示し、nは正の整数を示す。)、【化4】(式中、X3 は、炭素原子、または単結合(この際のR27,R28は存在しない)、R23〜R26は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基を示し、R27,R28は水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基、またはR27とR28が結合することによって形成されるアルキリデン基を示す。)、該ポリアリレートの粘度平均分子量(Ma)が30,000以上105,000以下であり、該ポリカーボネートの粘度平均分子量(Mc)が25,000以上55,000以下であり、かつMa>Mcであることを特徴とする電子写真感光体。

Fターム (8件)：

2H068AA03 ,  2H068BB26 ,  2H068BB27 ,  2H068BB32 ,  2H068BB52 ,  2H068EA05 ,  2H068FA03 ,  2H068FA04

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 電子写真感光体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-016776   出願人：キヤノン株式会社
• 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-298470   出願人：キヤノン株式会社
• 電子写真感光体用塗布液組成物およびそれを用いる電子写真感光体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-348479   出願人：シャープ株式会社
• 電子写真感光体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-240248   出願人：シャープ株式会社