特許
J-GLOBAL ID:200903011620494213

固体高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118848
公開番号(公開出願番号):特開平6-333590
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】固体高分子電解質型燃料電池の性能を維持しながらも、そのガス流通溝内に液体状態の水が滞留することの無いセパレータを備えた固体高分子電解質型燃料電池を提供する。【構成】固体高分子電解質型燃料電池の単電池2は、従来例の固体高分子電解質型燃料電池の単電池に対して、セパレータとして、セパレータ1A,1Bを用いるようにしたものである。セパレータ1A,1Bは、ガス流通溝51A,51Bのガス流通方向の寸法(図1においてAで示した。)を、セパレータ1A,1Bの有する複数個のガス流通溝51A,51Bで形成されるガス流通溝部の全幅寸法(図1においてBで示した。)の1.5倍としている。このような形状に設定することにより、ガス流通溝51A,51B部の持つ流体抵抗値を、従来例の単電池の備えるセパレータのガス流通溝51A,51B部の持つ流体抵抗値のほぼ2倍に増大することができる。
請求項(抜粋):
燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給を受けて直流電力を発電する燃料電池セルと、この燃料電池セルの両面に配置されて,燃料電池セルに燃料ガスまたは酸化剤ガスを供給するための複数個のガス流通溝を有するセパレータとを備え、燃料電池セルは、固体高分子電解質膜でなる電解質層と、この電解質層の二つの主面のそれぞれに密着して配置された電極とを有するものである、固体高分子電解質型燃料電池において、セパレータは、セパレータの有するそれぞれのガス流通溝のガス流通方向の長さ寸法が、セパレータの有する複数個のガス流通溝で形成されるガス流通溝部の全幅寸法よりも長いものである、ことを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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