特許
J-GLOBAL ID:200903011649149426

含窒素芳香族化合物およびその製造方法、重合体およびプロトン伝導膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  高畑 ちより
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006313154
公開番号(公開出願番号):WO2007-010731
出願日: 2006年06月30日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
本発明によれば、プロトン伝導膜として使用されるスルホン酸基を有するポリアリーレンに、含窒素複素環式芳香族基を効率的に導入することが可能となる。このため、本来、耐熱水性が高く、高いスルホン酸濃度を有し、優れたプロトン伝導性を示す重合体中に、含窒素複素環式芳香族基を導入することで、プロトン伝導性を損なうことなく、高温下で高いスルホン酸の安定性を有するプロトン伝導膜が提供される。そして、燃料電池用のプロトン伝導膜に使用した際は、広範囲な温度、湿度、特に高温下でも発電可能になり、発電出力を向上することができる。また、高温下で使用しても、スルホン酸基が高い安定性を有することから、電池寿命を大幅に向上させた燃料電池を得ることができる。 下記一般式(1)で表される含窒素芳香族化合物。 (式中、Xはフッ素を除くハロゲン原子、-OSO2Rb(ここで、Rbはアルキル基、フッ素置換アルキル基またはアリール基を示す)から選ばれる原子または基を示し、Yは、-CO-、-SO2-、-SO-、-CONH-、-COO-、-(CF2)l-(lは1〜10の整数である)、-C(CF3)2-からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示し、Zは直接結合または、-O-、-S-からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示し、R20は含窒素複素環基を示す。qは1〜5の整数を示し、pは0〜4の整数を示す。) 主鎖がポリフェニレン構造であり、スルホン酸基を有する側鎖と含窒素複素環基を有する側鎖とを有する構造を含むことを特徴とする重合体。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で表される含窒素芳香族化合物。
IPC (5件):
C08G 61/10 ,  H01B 1/06 ,  C07D 233/60 ,  C07D 207/325 ,  C07D 277/74
FI (5件):
C08G61/10 ,  H01B1/06 A ,  C07D233/60 ,  C07D207/325 ,  C07D277/74
Fターム (25件):
4C033AE04 ,  4C069AC05 ,  4J032BA12 ,  4J032BA13 ,  4J032BA20 ,  4J032BB03 ,  4J032BB06 ,  4J032CA04 ,  4J032CA14 ,  4J032CB03 ,  4J032CB04 ,  4J032CB12 ,  4J032CC01 ,  4J032CD01 ,  4J032CD02 ,  4J032CF03 ,  4J032CG01 ,  5G301CD01 ,  5G301CE01 ,  5H026AA06 ,  5H026BB10 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H026EE19 ,  5H026HH05
引用特許:
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