特許
J-GLOBAL ID:200903011712324993

ヒンジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-268747
公開番号(公開出願番号):特開2000-097227
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 携帯用コンピュータ等の器体に、ヒンジ装置を介して開閉部材を開閉動する際、ばね体とカム部とにより、開閉部材の閉、開状態が不本意に開、閉動してしまうのを防止する。【解決手段】 ばね体10Aを付設の第1ヒンジ部10に、カム部11aをもつ第2ヒンジ部材11が閉成状態の際、カム部11aの第1、第2凹曲周面部11d、11eに、ばね体10Aの第1、第2突曲面部10a、10bが弾接する。これで軸心Oから図1(B)の離心距離r1より大きなr2をもって弾圧力S1、S2が反対方向へ作用し、矢印F1方向へカム部11aが回転力を受けて第2ヒンジ部材11に強力な閉止力を付与する。第2ヒンジ部材11を矢印R1方向へ開成すると、カム部11aの開動により第1、第2凹曲周面部11d、11eに、第2、第1突曲面部10b、10aが弾接し、矢印F1の反対方向へ第2ヒンジ部材11が回転力を受けて強力な開止力が発揮される。
請求項(抜粋):
相互に同一軸線にて回動自在である第1ヒンジ部材と第2ヒンジ部材とを具備し、これら第1、第2ヒンジ部材の一方には軸線回りにカム部を形成したカムシャフトを、他方には当該カム部を弾性的に把持するばね体を夫々設けると共に、上記のカム部には同一半径である第1、第2円弧周面部と、これに連設の第1、第2凹曲周面部とを形成し、前記のばね体には第1、第2突曲面部を突設して、当該第1、第2突曲面部が夫々前記第1、第2凹曲周面部にあって、その第2、第1円弧周面部寄りに弾接した際には、当該弾接により夫々カム部の軸心から離間し、かつ反対方向へ指向する弾圧力により、カムシャフトに一方向への回転力が付与され、上記第1、第2突曲面部が夫々前記第2、第1凹曲周面部にあって、その第1、第2円弧周面部寄りに弾接した際には、当該弾接により夫々カムシャフトの軸心から離間し、かつ反対方向へ指向する弾圧力により、カムシャフトに他方向への回転力が付与されるようにしたことを特徴とするヒンジ装置。
IPC (2件):
F16C 11/10 ,  E05D 11/10
FI (2件):
F16C 11/10 D ,  E05D 11/10
Fターム (11件):
2E032BA00 ,  2E032CA02 ,  2E032EA02 ,  2E032EC02 ,  3J105AA02 ,  3J105AA03 ,  3J105AA12 ,  3J105AB23 ,  3J105AC07 ,  3J105DA12 ,  3J105DA23
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 軸ロック装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-225137   出願人:日本発条株式会社
  • ヒンジ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-053049   出願人:株式会社加藤スプリング製作所
  • カバー開閉構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-035577   出願人:国際電気株式会社
審査官引用 (4件)
  • 軸装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-338373   出願人:船井電機株式会社
  • 軸ロック装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-225137   出願人:日本発条株式会社
  • ヒンジ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-053049   出願人:株式会社加藤スプリング製作所
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