特許
J-GLOBAL ID:200903011715450272

楽音合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048084
公開番号(公開出願番号):特開平9-218683
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 PCM音源やFM音源では合成することのできない、より変動感に富んだ楽音を発生することができる楽音合成装置を提供すること。【解決手段】 ランダムな信号を発生するカオス発生器101と、所望の楽音のピッチに相当する周波数の倍音成分を増幅するコムフィルタ104を設け、これらを互いに干渉させあう形式で結合する。カオス発生器101が発生したランダムな波形をコムフィルタ104が共振させることにより、所望の合成音を得る。このときコムフィルタ104の任意のタップ位置から取出した波形でカオス発生器101の内部の信号に摂動を与えることにより、音の立上り区間はランダムで、その後次第に変動感をもった周期波形に変化する自然楽器がもつ特徴を持った合成音となる。
請求項(抜粋):
入力データに対してランダムなデータ系列Kn を発生するランダム信号発生手段と、遅延器と加算器とを閉ループ状に結合して、前記ランダム信号発生手段のデータ系列Kn を前記加算器に入力し、前記遅延器の遅延出力を前記ランダム信号発生手段の入力データとして与えると共に、前記加算器の加算入力として与えることにより、前記加算器の出力から合成波形データOn を生成するデータ巡回手段と、を具備することを特徴とする楽音合成装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-097197
  • 特開平3-233499
  • 楽音発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185639   出願人:ヤマハ株式会社

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