特許
J-GLOBAL ID:200903011746139737
有機-無機複合体および高分子複合材料ならびにその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 悟
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005015959
公開番号(公開出願番号):WO2006-022431
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
従来の膨潤性層状珪酸塩を用いたナノコンポジットは、タルクやマイカ充填系コンポジットなどと比べれば、低比重でかつ耐熱性、剛性、およびガスバリヤー性を格段に改善したものが得られている。しかし、比重差を無視すればガラス繊維充填系コンポジット(FRP)の剛性、耐熱性には遙に及ばず、最近の高レベルな要求に十分に応えられているとはいえない。 特定の条件下でマイカ組成の高結晶性で一次粒子径の大きな非膨潤層状珪酸塩の層間Kイオンを任意の正電荷有機化合物と置換して有機-無機複合体を形成できることを見出し、該層状珪酸塩を剥離分散させた高分子複合材料の製造を可能にした。この有機-無機複合体は、アスペクト比の大きなシート状充填剤として有用であり、これを高分子材料マトリックス中に分散してさらにアスペクト比を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
一般式が下式で表され、一次粒子の平均粒子径が2μm〜500μmで、層間イオンがKであるマイカ組成の層状珪酸塩に、正電荷有機化合物をインターカレーションしてなることを特徴とする有機-無機複合体。
[(KaM0.1-b)(XcYd)(Si4-eAle)O10(OHfF2-f)]
但し、0.6≦a≦1.0、0≦b≦0.1、0≦c≦3、0≦d≦2、2≦c+d≦3、0≦e<4、0≦f≦2であり、Mは層間にあるK以外のカチオンであって、Li、Na、Rb、Cs、NH4、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Alのうちの少なくとも1つ、XとYは、2:1型シート内に形成される八面体内に入る金属であって、Xは、Mg、Fe、Mn、Ni、Zn、Liのうちの少なくとも1つ、Yは、Al、Fe、Mn、Crのうちの少なくとも1つである。
IPC (3件):
C01B 33/44
, C08L 101/00
, C08K 7/00
FI (3件):
C01B33/44
, C08L101/00
, C08K7/00
Fターム (49件):
4G073BA03
, 4G073BA04
, 4G073BA05
, 4G073BA06
, 4G073BA07
, 4G073BA09
, 4G073BA10
, 4G073BA11
, 4G073BA12
, 4G073BA13
, 4G073BA32
, 4G073BA36
, 4G073BA44
, 4G073BA48
, 4G073BA52
, 4G073BA80
, 4G073BB07
, 4G073BB45
, 4G073BB46
, 4G073BB47
, 4G073BB48
, 4G073BD16
, 4G073CM22
, 4G073CM24
, 4G073CN04
, 4G073CP03
, 4G073GA06
, 4G073GA11
, 4G073UB19
, 4G073UB24
, 4G073UB25
, 4J002CC031
, 4J002CC181
, 4J002CD021
, 4J002CD051
, 4J002CD061
, 4J002CD121
, 4J002CD131
, 4J002CD151
, 4J002CD201
, 4J002CF211
, 4J002CK011
, 4J002CK021
, 4J002CP031
, 4J002DJ006
, 4J002FA016
, 4J002FB086
, 4J002FB236
, 4J002FD016
引用特許:
出願人引用 (8件)
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特開昭63-242915号(特公平5-74526号)公報
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層状鉱物及びそれを含む組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-078605
出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
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特開昭59-223218号(特公平2-27282号)公報
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