特許
J-GLOBAL ID:200903011752435470

目的分子の選別可能なレーザーイオン化質量分析法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-259852
公開番号(公開出願番号):特開2007-051992
出願日: 2005年08月12日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】分析時間及びコストが低減できる。【解決手段】目的分子の励起準位に一致した波長の狭帯域レーザーを照射して目的分子のみを励起させる。不純物分子は励起準位と一致しないため励起準位となることはできない。その後、励起された目的分子のみがイオン化可能な強度のフェムト秒レーザーを照射することにより目的分子のみをイオン化し、飛行時間型質量分析装置で分析を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
目的分子(分子等)の準位にレーザー波長が一致した(共鳴)分子選別用レーザーを目的分子に照射し、目的分子を励起状態とし、同時、または適当な時間の後、フェムト秒レーザーを励起された目的分子に照射する。その際、フェムト秒レーザーの波長は分子、また、そのイオンを含む電子遷移、振動遷移、振動の倍音と非共鳴の波長に設定する。分子は非共鳴多光子イオン化あるいは価電子帯障壁低下イオン化機構によりイオン化される。そのイオンを飛行時間型質量分析装置により測定し、分子の定量分析を行う方法および装置。 分子選別用レーザーは光パラメトリック発振などの波長可変レーザーを用いる。原子・分子・クラスターなど(以下、分子と表記する)あらゆる分子に適用可能。フェムト秒レーザーは光パラメトリック発振などの波長可変装置を用いる。 励起には波長の異なるレーザーを用いても可能。イオン化には波長の異なるフェムト秒レーザーを用いても可能。
IPC (2件):
G01N 27/64 ,  G01N 27/62
FI (3件):
G01N27/64 B ,  G01N27/62 V ,  G01N27/62 K
Fターム (4件):
2G041CA01 ,  2G041DA03 ,  2G041JA15 ,  2G041LA08
引用特許:
出願人引用 (1件)

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