特許
J-GLOBAL ID:200903011753898252
磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板及びその溶製方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229702
公開番号(公開出願番号):特開平6-073510
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、酸化物を用いて鉄損特性に有害な微細なMnSを無害化させることを特徴とする磁気特性に優れた、Siが0.6〜2.0%含まれる無方向性電磁鋼板、及び、その溶製方法を提供する。【構成】 重量比でCが0.01%以下、Mnが0.1〜2.0%、Siが0.6〜2.0%、Alが0.010%以下、Pが0.15%以下、Sが0.01%以下含まれる電磁鋼板において、全酸化物における、MnOとSiO2 の重量%で表わした濃度比が%MnO/%SiO2 として0.15〜0.45であることにより、MnSを鋳片段階で多量に析出させ、高い磁気特性を有する無方向性電磁鋼板。及び、この電磁鋼板の製造において、真空脱ガス炉による脱炭処理後、溶解酸素濃度を200ppm 以上とした状態でMnを先行して添加し、引続き、SiをMn/Siとして0.2〜1.0の比になるように添加することにより、MnSの析出核として有効に作用し、かつ、展延性のないマンガンシリケート系酸化物を多量に生成させる方法。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.01%以下、 Mn:0.1〜2.0%、Si:0.6〜2.0%、Al:0.010%以下、P :0.15%以下、 S :0.01%以下含まれる電磁鋼板において、鋼板の全酸化物における、MnOとSiO2 の重量%で表わした濃度比が%MnO/%SiO2 として0.15〜0.45であることを特徴とする無方向性電磁鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 303
, C21C 7/00
, C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-305920
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特開平1-152239
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特開昭54-094422
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