特許
J-GLOBAL ID:200903011781468425

包装積層品をヒートシールする装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174348
公開番号(公開出願番号):特開平7-164523
出願日: 1982年10月08日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 熱可塑性材料層と導電性材料層と繊維材料支持層とが積層された包装材料同志を互いに重ね合わせて、シールジョーから高周波電流を導電性材料層に印加して熱可塑性材料層を加熱溶融し、シールジョーの押圧面から突出する突条でシール帯域を局部的に圧して、溶融材料を流動させることにより、上記包装材料同志を互いに流体密に接合する。【構成】 シールジョー5の表面から突出する導電性の突条9に高周波電流を印加しつつ、この突条9を、熱可塑性材料層3、導電性材料層4ならびに繊維材料支持層1からなる積層包装材料10、11の重ね合わせに押しつけて、導電性材料層4を介して熱可塑性材料層3を加熱溶融する。さらにシール帯域13,14の中央領域が突条9で局部的に押しつけられるので、溶融した熱可塑性材料層3が流動して導電性材料層4の表面から微細なゴミなどの異物を流失せしめ、これら導電性材料4間に異物の混在を無くして接触性を高め、包装材料層10,11同志の密封接合を容易にかつ十分なものとする。
請求項(抜粋):
繊維質材料の支持層(1)の内側にアルミ箔等の導電性材料層(4)を有し、さらにその内側に熱可塑性材料層(3)を有する一対の積層材料(10,11)を互いに、その最内層である熱可塑性材料層(3,3)間でヒートシールする装置において、前記熱可塑性材料層(3,3)同士を互いに接触させて該一対の積層材料(10,11)を外側から押しつけるための作用面(8)を有するシールジョー(5)が設けられ、該シールジョー(5)は、非導電性の本体(6)と該本体(6)の一方の側面に設けた導電性の棒(7)とで構成され、該棒(7)は、該一方の側面とで前記作用面(8)を構成するとともに、前記一対の積層材料(10,11)の導電性材料(4)をシール帯域以内で高周波誘導加熱し溶融するべく高周波電源に接続されるようになっており、該作用面(8)により前記一対の積層材料(10,11)の最内層である熱可塑性材料層(3,3)同士が前記シール帯域およびその両外側帯域で互いに圧接されるようにされ、さらに前記導電性の棒(7)には、該シール帯域以内で、高周波加熱により溶融された熱可塑性の材料層(3,3)をシール帯域の一方の側から同シール帯域の他方の側へ押し流すための凸条(9)が設けられていることを特徴とする積層材料のヒートシール装置。
IPC (4件):
B29C 65/04 ,  B65B 51/00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:26
引用特許:
審査官引用 (1件)

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