特許
J-GLOBAL ID:200903011794017309

可動ユニットの衝突検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315553
公開番号(公開出願番号):特開平10-143216
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 工作機械や搬送装置の可動ユニットに衝突などによる異常負荷が作用したときにこれを緊急停止させる技術に関し、特に可動ユニットの高速移動時に衝突が起きたときのワークや機械の損傷を可及的に軽減する技術手段を得る。【解決手段】 高低二種の過負荷検出レベルを設け、NC装置から低速移動指令が出力されたときは、高い過負荷検出レベル40を自動設定し、高速移動指令が出力されたときは、低い過負荷検出レベル41を自動設定させる。低い側の過負荷検出レベル41を指令された移動速度に応じて段階的または連続的に変化させるのがより好ましい。可動ユニット6が衝突したときの衝撃は、その運動エネルギーと、衝突時のサーボモータ12の出力トルクに比例する駆動エネルギーを加えたものとなる。運動エネルギーは、速度の二乗に比例するから、この運動エネルギーの増大を相殺するように、過負荷検出レベル41を低く設定する。
請求項(抜粋):
可動ユニットを駆動するサーボモータ(12)の外部負荷の検出手段(32,33) と、過負荷検出レベルの設定器(19)と、検出された外部負荷と設定レベルとを比較する比較手段(21)と、検出された外部負荷が設定レベルを超えたときにサーボモータ(12)を緊急停止させる緊急停止手段(34)とを備えた可動ユニットの衝突検出装置において、高レベル設定手段(35)と低レベル設定手段(36)との二種類の過負荷検出レベル設定手段と、レベル選択手段(37)とを備え、レベル選択手段(37)はサーボモータ(12)に高速移動指令が与えられているときに低レベル設定手段に設定された過負荷検出レベル(41)を設定しかつサーボモータ(12)に低速移動指令が与えられたときに高レベル設定手段(35)に設定された過負荷検出レベル(40)を選択し、比較器(29)は検出された外部負荷とレベル選択手段(37)で選択された過負荷検出レベル(41,40) とを比較することを特徴とする、可動ユニットの衝突検出装置。
IPC (4件):
G05B 19/19 ,  B23Q 5/36 ,  B23Q 5/58 ,  B25J 19/06
FI (4件):
G05B 19/19 K ,  B23Q 5/36 ,  B23Q 5/58 B ,  B25J 19/06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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