特許
J-GLOBAL ID:200903011798034844

車両の駆動力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 後藤 政喜 ,  藤井 正弘 ,  三田 康成 ,  飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-267068
公開番号(公開出願番号):特開2008-087500
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】車両挙動の変化を最小限に抑制しつつ各輪の駆動力制限状態に応じた新たな目標車両挙動へ遷移させるに好適な車両の駆動力配分装置を提供する。【解決手段】各輪の駆動力制限値を検出或いは推定し(S80)、各輪の駆動力制限値に基づいて、目標車両挙動設定手段(S100)によって設定された車両挙動目標値を変更する必要があると判定した場合に、車両挙動について新たな目標値を設定すると共に、新たな目標値を設定した車両挙動について、当該車両が実現可能な組合せの複数の集合を、前記各輪の駆動力制限値に基づいて求め(S130)、前記実現可能な車両挙動の組合せの複数の集合の中から、当該車両の車両挙動の現在値と前記再設定された車両挙動目標値との間で、当該車両挙動の現在値との差を評価する評価関数を最小とする車両挙動を選択し(S140)、選択された車両挙動を実現する駆動力配分を求めるようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前輪と左後輪と右後輪を夫々独立に駆動する車両、或いは左前輪と右前輪と後輪を夫々独立に駆動する車両、或いは四輪を夫々独立に駆動する車両の駆動力配分装置において、 前後方向力と横方向力とヨーモーメントの内の少なくとも2つ以上の車両挙動について目標値を設定する目標車両挙動設定手段と、 前記各輪の駆動力制限値を検出或いは推定する駆動力制限検出手段と、 前記各輪の駆動力制限値に基づいて、前記目標車両挙動設定手段によって設定された車両挙動目標値を変更する必要があることを判定する車両挙動目標値変更要否判定手段と、 前記車両挙動目標値変更要否判定手段によって前記車両挙動目標値を変更すべき状態にあると判定された場合に、前記目標車両挙動設定手段において目標値を設定した車両挙動について新たな目標値を設定する車両挙動目標値再設定手段と、 前記車両挙動目標値再設定手段において新たな目標値を設定した車両挙動の内少なくとも2つ以上の車両挙動について、当該車両が実現可能な組合せの複数の集合を、前記各輪の駆動力制限値に基づいて求める実現可能車両挙動演算手段と、 前記実現可能車両挙動演算手段において当該車両が実現可能として求めた実現可能な車両挙動の組合せの複数の集合の中から、当該車両の車両挙動の現在値と前記車両挙動目標値再設定手段によって再設定された車両挙動目標値との間で、当該車両挙動の現在値との差を評価する評価関数を最小とする車両挙動を選択する目標車両挙動選択手段と、 前記目標車両挙動選択手段により選択された車両挙動を実現する駆動力配分を求める駆動力配分決定手段と、を備えることを特徴とする車両の駆動力配分装置。
IPC (2件):
B60K 17/356 ,  B60L 15/20
FI (2件):
B60K17/356 B ,  B60L15/20 J
Fターム (39件):
3D043AA01 ,  3D043AB01 ,  3D043AB17 ,  3D043EA05 ,  3D043EE02 ,  3D043EE03 ,  3D043EE08 ,  3D043EE09 ,  3D043EE12 ,  3D043EF13 ,  3D043EF14 ,  3D043EF27 ,  5H115PA01 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PU09 ,  5H115PU10 ,  5H115PV10 ,  5H115QE16 ,  5H115QN03 ,  5H115QN12 ,  5H115QN13 ,  5H115QN24 ,  5H115RB12 ,  5H115RB14 ,  5H115RB15 ,  5H115SE03 ,  5H115TB02 ,  5H115TB03 ,  5H115TI01 ,  5H115TO02 ,  5H115TO12 ,  5H115TO13 ,  5H115TO21 ,  5H115TO23 ,  5H115TR01 ,  5H115TR04
引用特許:
出願人引用 (1件)

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