特許
J-GLOBAL ID:200903011815765963

発電装置の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-322197
公開番号(公開出願番号):特開2006-136122
出願日: 2004年11月05日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】交流発電機の電機子巻線にバッテリからインバータ回路を通して交流制御電圧を印加することにより出力を制御する発電装置の出力制御装置において、交流制御電圧の位相が遅れすぎて出力が低下するのを防ぐ。【解決手段】バッテリ4からインバータ回路3Bを通して発電機1の電機子巻線に交流制御電圧を印加し、この交流制御電圧の位相を変化させることによりバッテリ4に与える出力を制御する。発電機の電機子巻線を流れる相電流の位相を最大出力電流位相として検出する位相検出手段13を設け、交流制御電圧の位相を、最大出力電流位相よりも遅れることがないように制御することにより、交流制御電圧が過遅角した状態になって発電機の出力が低下するのを防ぐ。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
界磁を有する回転子と多相のコイルからなる電機子巻線を有する固定子とを備えた交流発電機を電源として電圧蓄積手段を含む直流負荷に電力を供給する発電装置の出力を制御する出力制御装置であって、 前記電機子巻線の出力が入力される複数の入力端子と前記電圧蓄積手段の両端に接続される1対の出力端子とを有して前記入力端子に入力された交流電圧を直流電圧に変換して前記出力端子から出力する整流回路と、前記整流回路の出力端子及び入力端子にそれぞれ直流側端子及び交流側端子が接続されたインバータ回路と、前記整流回路の出力端子間に接続される電圧蓄積手段の両端の電圧を前記発電機の出力と相数及び周波数が等しい交流制御電圧に変換して該交流制御電圧を前記交流側端子から前記電機子巻線に与えるべく前記インバータ回路を制御するインバータ制御手段を備えた制御部とを具備し、 前記制御部は、前記電機子巻線の相電流の位相を最大出力電流位相として検出する最大出力電流位相検出手段を備え、 前記インバータ制御手段は、前記整流回路の出力電圧を目標電圧に近づける方向に前記発電機の出力電圧を変化させるために必要な前記交流制御電圧の目標位相を演算する手段を備えていて、演算された目標位相が前記最大出力電流位相よりも進んでいるときには前記電機子巻線に与える交流制御電圧の位相を演算された目標位相に等しくするが、演算された目標位相が前記最大出力電流位相に等しいかまたは該最大出力電流位相よりも遅れているときには前記電機子巻線に与える交流制御電圧の位相を前記最大出力電流位相に等しくするように前記インバータ回路を制御して、前記整流回路の出力電圧を前記目標電圧に近づける制御を行なうように構成されていること、 を特徴とする発電装置の出力制御装置。
IPC (2件):
H02P 9/04 ,  H02J 7/14
FI (2件):
H02P9/04 M ,  H02J7/14 P
Fターム (24件):
5G060AA20 ,  5G060CA13 ,  5G060DA01 ,  5G060DB01 ,  5G060DB05 ,  5G060DB07 ,  5H590AA02 ,  5H590AA26 ,  5H590BB07 ,  5H590CA23 ,  5H590CC02 ,  5H590CD03 ,  5H590CE05 ,  5H590EA17 ,  5H590EB02 ,  5H590FB03 ,  5H590FB07 ,  5H590FC14 ,  5H590HA02 ,  5H590HA04 ,  5H590HA27 ,  5H590HB03 ,  5H590JA02 ,  5H590JB02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-200317   出願人:国産電機株式会社
審査官引用 (1件)

前のページに戻る