特許
J-GLOBAL ID:200903011837977549
燃料電池構造体の運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小野 尚純
, 奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-099300
公開番号(公開出願番号):特開2005-285621
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】炭素の析出が有効に防止され、しかも格別の加熱源を使用することなく、水蒸気改質を利用して燃料電池構造体を運転する方法を提供する。【解決手段】改質器2の改質触媒収容室40の下部に、該収容室の炭化水素ガス供給側部に連通する気化室41を設け、該気化室の炭化水素ガス供給側部とは反対側部分に送水管53を接続すると共に、起動時において、炭化水素ガスと起動用酸素含有ガスとの混合ガスを、改質器を通して燃料電池本体1内部に供給し、且つ発電用酸素含有ガスを燃料電池本体内へ供給し、これらのガスを燃料電池本体上部に排出して燃焼域3で燃焼せしめて外部に排出し、燃焼域での燃焼により気化室が水蒸気生成可能となる温度まで加熱されたときに、送水管に水を供給し、該気化室で生成した水蒸気を改質器内に供給し、且つ起動用酸素含有ガスの供給を停止して炭化水素ガスを改質器を通すことによって水蒸気改質を行い、定常運転を行う。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
燃料電池本体と、改質触媒が収容されている改質器とを備えた燃料電池構造体について、炭化水素ガスを、前記改質器を通して水蒸気改質により水素リッチの燃料ガスに改質し、該燃料ガスを燃料電池本体に供給し且つ該燃料ガスとは別経路で酸素含有ガスを燃料電池本体に供給して発電を行い、燃料電池本体から排出されるガスを燃焼させ、燃焼廃ガスを燃料電池構造体の外部に排出する燃料電池構造体の運転方法において、
起動時において、炭化水素ガスと酸素含有ガスとの混合ガスを、前記改質器を通して燃料電池本体に供給すると共に、該酸素含有ガスとは別経路で酸素含有ガスを燃料電池本体へ供給し、別経路の酸素含有ガスと混合ガスとを燃料電池本体から排出して燃焼させ、この燃焼熱により前記改質器及び燃料電池本体を加熱しながら水蒸気を改質器内に供給すると同時に、酸素含有ガスの改質器への供給を停止し、炭化水素ガスを改質器を通すことによって水蒸気改質を行い、改質された水素リッチの燃料ガスと別経路での酸素含有ガスとを燃料電池本体に供給して発電を行い、燃料電池本体から排出される酸素含有ガス及び燃料ガスを燃焼させて燃焼廃ガスを外部に排出しながら定常運転を行うことを特徴とする燃料電池構造体の運転方法。
IPC (4件):
H01M8/04
, C01B3/40
, H01M8/06
, H01M8/12
FI (6件):
H01M8/04 X
, H01M8/04 J
, C01B3/40
, H01M8/06 B
, H01M8/06 G
, H01M8/12
Fターム (17件):
4G140EA03
, 4G140EA06
, 4G140EB01
, 4G140EB12
, 4G140EB43
, 4G140EB44
, 4G140EC02
, 4G140EC03
, 5H026AA06
, 5H026CC01
, 5H026CV01
, 5H026CV10
, 5H027AA06
, 5H027BA02
, 5H027BA09
, 5H027MM08
, 5H027MM12
引用特許:
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