特許
J-GLOBAL ID:200903011882047307

プリズム光学素子及び像観察装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116724
公開番号(公開出願番号):特開平10-307263
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 広い画角においても収差が少なく明瞭で、歪みの少ない観察像を与える非常に小型なプリズム光学素子、像観察装置、画像表示装置。【解決手段】 画像表示素子7から発した光線は、接眼光学系12の第4面6に入射し、第3面5で観察者瞳1側に全反射し、観察者瞳1の直前に配置している第1面3で反射し、第2面4で観察者瞳1側に反射をし、第1面3を透過して観察者の虹彩位置を射出瞳1として観察者の眼球15内に投影される。外界像を観察する場合は、外界の物点からの光線が第3面5から入射し、第1面3を透過して、観察者の眼球15内に投影される。第3面5における任意の光線の内部反射の角度をθr3とするとき、sin-1(1/nd )≦θr3≦60°を満たす。ここで、nd は接眼光学系12の媒質のd線の屈折率である。
請求項(抜粋):
屈折率(n)が1よりも大きい(n>1)媒質を挟んだ複数の面によって形成されるプリズム光学素子において、前記プリズム光学素子が、前記プリズム光学素子内部に光線を入射させるか、若しくは、前記プリズム光学素子内部から光線を射出させる透過作用及び前記プリズム光学素子内部での内部反射作用とを合わせて有した第1面と、前記媒質を挟んで前記第1面と対向配置され前記プリズム光学素子内部での内部反射作用を有する第2面と、前記第2面と略近接する位置に配置されかつ前記第1面と前記媒質を挟んで対向配置され前記プリズム光学素子内部での内部反射作用を有する第3面と、前記第1面が光線を前記プリズム光学素子内部に入射させる作用を有するときには前記プリズム光学素子内部から光線を射出させる作用を有し、前記第1面が光線を前記プリズム光学素子内部から射出させる作用を有するときには前記プリズム光学素子内部に光線を入射させる作用を有するような透過作用を持った第4面とを有し、前記媒質のd線における屈折率をnd 、前記第3面における任意の光線の内部反射の角度をθr3とするとき、 sin-1(1/nd )≦θr3≦60° ・・・(1)を満たすことを特徴とするプリズム光学素子。
IPC (3件):
G02B 25/00 ,  G02B 13/18 ,  G02B 17/08
FI (3件):
G02B 25/00 A ,  G02B 13/18 ,  G02B 17/08 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 映像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-162819   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211906   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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