特許
J-GLOBAL ID:200903011906327918

回転位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257200
公開番号(公開出願番号):特開2001-082942
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 対象物の穴の位置測定に際して測定処理時間の短縮を図ることを目的とする。【解決手段】 対象物上にあってその1つの円周上に配列された3つの穴から回転位置を角度で検出する際に、3つの穴の全てを統合した重心を算出し、算出された重心と対象物の中心とを結ぶ直線がX軸となす角度を求め、この角度に対象物に応じて予め決められた補正角度を加え、穴の位置を測定するための測定開始角度を求め、対象物の中心から子午線方向に延びた直線に投影された各穴ごとの投影データを求め、測定開始角度の位置から順に投影データの値の大きさを比較し、所定の値より大きくなっている個所についてその角度群を求め、その角度群の中心値の角度から穴の位置を求め、3つの穴の1番目と3番目の穴の中心を結ぶ直線を求め、直線とX軸とがなす角度を求めように構成する。
請求項(抜粋):
回転位置を測定すべき対象物上にあって前記対象物の1つの円周上に配列された複数の穴と、前記複数の穴を撮影する撮像手段と、前記撮像手段で撮影された前記対象物上の複数の穴の画像データを取り込む画像処理手段と、前記画像処理手段の処理結果を格納する画像記憶手段と、前記画像記憶手段から読み出して表示するモニタ手段で構成され、前記対象物の回転位置を角度で検出する回転位置検出装置において、前記画像処理手段は、前記複数の穴の全てを統合した重心を算出する重心算出手段と、前記算出された重心と前記対象物の中心とを結ぶ直線が、所定の基準線となす角度を求める重心角度算出手段と、前記重心の角度に、前記対象物に応じて予め決められた所定の補正角度を加え、前記複数の穴の位置を測定するための測定開始角度を求める測定開始角度算出手段と、前記測定開始角度から開始し、前記対象物の中心から子午線方向に延びた直線に投影された各穴ごとの投影データを求める投影データ算出手段と、前記対象物の中心から子午線方向に見た場合について、測定開始角度の位置から順に投影データの値の大きさを比較し、所定の値より大きくなっている個所についてその角度群を求め、その角度群の中心値の角度から穴の位置を求める穴中心位置検出手段と、前記穴中心位置検出手段で検出された、少なくとも2つの穴の中心を結ぶ直線を求め、前記直線と前記所定の基準線とがなす角度を求め、前記対象物の回転角度とする回転角度検出手段と、を具備することを特徴とする回転位置検出装置。
IPC (3件):
G01B 11/26 ,  G01B 11/00 ,  G01D 5/30
FI (3件):
G01B 11/26 H ,  G01B 11/00 H ,  G01D 5/30 T
Fターム (30件):
2F065AA03 ,  2F065AA16 ,  2F065AA17 ,  2F065AA39 ,  2F065BB05 ,  2F065DD06 ,  2F065DD19 ,  2F065FF01 ,  2F065FF04 ,  2F065GG17 ,  2F065HH13 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ26 ,  2F065KK02 ,  2F065QQ09 ,  2F065QQ36 ,  2F065QQ43 ,  2F065RR02 ,  2F065RR07 ,  2F065SS02 ,  2F065SS13 ,  2F065TT02 ,  2F065UU05 ,  2F103BA32 ,  2F103CA06 ,  2F103EB04 ,  2F103EB15 ,  2F103ED12 ,  2F103ED27 ,  2F103FA18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 位置計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-323359   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭60-104205
審査官引用 (2件)
  • 位置計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-323359   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭60-104205

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