特許
J-GLOBAL ID:200903011911826027

エマルジョンの特性評価装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085207
公開番号(公開出願番号):特開平11-281558
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 人間の感性と相関性があるエマルジョンの物性を高精度かつ再現性よく測定することができ、これにより化粧品のように人間の感性に頼る官能試験に代えて、その特性を客観的に評価できるエマルジョンの特性評価装置及び方法を提供する。【解決手段】 可動プレート12、プローブ14、プローブに下端が固定され上方に延びた弾性部材16、プローブ押付装置18、往復動装置20、及びプローブに作用する摺動力を測定する測定装置22を備える。プローブ14の下面14aは、プローブ摺動方向に直交する水平軸Zを中心とする円弧面に形成されており、これにより、摺動抵抗Rにより弾性部材16が弾性変形してプローブ14が傾いても、プローブの円弧面14aと可動プレート12との接触部の形状変化がなく、その間に作用する垂直力Fも一定であり、かつ円弧面であるため往復動によるプローブ14の引っ掛かりが生じない。従って、測定された摺動力の変化からエマルジョンの特性を評価することができる。
請求項(抜粋):
水平な上面を有する可動プレートと、該可動プレートの上面に接触するプローブと、該プローブに下端が固定され上方に延びた弾性部材と、該弾性部材の上端を挟持しこれを下向きに押し付けるプローブ押付装置と、可動プレートとプローブ押付装置とを相対的に水平に往復動させる往復動装置と、該往復動によりプローブに作用する摺動力を測定する測定装置と、を備え、前記プローブの下面は、プローブ摺動方向に直交する水平軸を中心とする円弧面に形成されており、これにより、プローブと可動プレートの間にエマルジョン供試体を挟んで測定された摺動力の変化からエマルジョンの特性を評価する、ことを特徴とするエマルジョンの特性評価装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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