特許
J-GLOBAL ID:200903011925461935

2次元フォトニック結晶分合波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 良平 ,  竹内 尚恒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-307654
公開番号(公開出願番号):特開2005-077709
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 波長の誤差による効率の低下や他の波長とのクロストークを防ぐことができる分合波器を提供する。 【解決手段】 空孔22を周期的に配置して成る2次元フォトニック結晶に入力導波路23と出力導波路24を設け、両導波路の間に空孔22を欠損させた2個の点状欠陥25及び26を設ける。2個の点状欠陥は、その形状により定まる共振波長の光を、様々な波長の光が伝播する入力導波路23から分波して出力導波路24に導入する。分波される光の波長スペクトルは、点状欠陥を1個のみとした場合と比較すると、共振波長付近では大きくなり、共振波長から離れた波長域では小さくなる。そのため、導波路の光の波長と共振波長とが誤差によりずれても、共振波長付近の波長スペクトルが大きいために、導波路内の目的波長の光を多く分波することができる。また、共振波長から離れた波長域のノイズや、隣接するチャネルの波長の光が分波されることが抑制される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
a)スラブ状の本体と、 b)前記本体内に所定の周期で格子状に配置された複数の、本体とは屈折率の異なる領域と、 c)前記本体に設けた、前記異屈折率領域の欠陥を線状に設けた導波路から成る第1光導出入部と、 d)前記本体に設けた第2光導出入部と、 e)第1光導出入部と第2光導出入部との間に、前記異屈折率領域の欠陥を点状に設けて成る点状欠陥であって略同一の共振波長を有する点状欠陥を2個以上直列に配置した点状欠陥共振器と、 を備えることを特徴とする2次元フォトニック結晶分合波器。
IPC (1件):
G02B6/12
FI (3件):
G02B6/12 Z ,  G02B6/12 N ,  G02B6/12 F
Fターム (5件):
2H047KA02 ,  2H047KB10 ,  2H047LA18 ,  2H047NA01 ,  2H047TA31
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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