特許
J-GLOBAL ID:200903011964243236

電池の電極用の原反の切断装置及び部材の切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡▲崎▼ 信太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241398
公開番号(公開出願番号):特開平10-064527
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 電極素子の切口近傍にフレアが発生したり、ナイフマークが付いたりする等の品質低下を起こすことなく、原反を精度良く切断することができる電池の電極用の原反の切断装置を提供すること。【解決手段】 第1弾性リング10が第1丸刃3とラップする部分では第1丸刃3の外周に沿って第1丸刃3に密着する。第1丸刃3と第2丸刃4で原反より切断された帯状部材Wは、第1丸刃3と第1弾性リング10との間に挟まれた状態で進行して、隣の第2丸刃4,4の側面に挟まれている範囲を過ぎるまで、第1丸刃3と第1弾性リング10との間に挟まれている。したがって、原反から切断された帯状部材Wは波打ち現象を起こさずに無理なく2枚の第2丸刃4の両側面間から脱出することができる。第2丸刃4と第2弾性リング13との間に挟まれている帯状部材Wにおいても同様である。
請求項(抜粋):
電池の電極用の原反を切断する切断装置であり、外周部両側端部に大径リング部と小径リング部とからなる段差部を設けた刃物ホルダーであり、第1丸刃と、その第1丸刃と刃物ホルダーの大径リング部との間に位置し、その第1丸刃を軸心方向に付勢する皿ばねとともに小径リング部に嵌合支持している刃物ホルダーと、外周部両側端の少なくとも一方側端に第1弾性リングを装着するための第1リング状段部が設けられ、その第1リング状段部に第1弾性リングが装着されている第1スペーサと、所定の数の刃物ホルダーと所定の数の第1スペーサとが交互に連続して装着されている第1回転軸と、2枚の第2丸刃の間に中間スペーサを設けてなる第1丸刃ブロックと、少くとも外周部両側端に第2弾性リングを装着する第2リング状段部が設けられ、その第2リング状段部に第2弾性リングが装着されている第2スペーサと、第2丸刃に端部スペーサを隣接させた第2丸刃ブロックと、所定の数の第1丸刃ブロックと所定の数の第2スペーサとが交互に連続して装着され、その両側端に第2丸刃ブロックが隣接して装着されている第2回転軸と、からなり、刃物ホルダーと第1スペーサと第1丸刃ブロックと第2スペーサとの幅がそれぞれほぼ切断幅とされ、第1回転軸に装着されている刃物ホルダーと第2回転軸に装着されている第2スペーサ、及び第1回転軸に装着されている第1スペーサと第2回転軸に装着されている第1丸刃ブロックとがそれぞれ軸心方向の中心面を同一面として相対峙するように配置されて、第1弾性リングと第2弾性リングの外径を第1丸刃及び第2丸刃の外径寸法より大きく構成したことを特徴とする電池の電極用の原反の切断装置。
IPC (4件):
H01M 4/04 ,  B26D 1/24 ,  H01M 10/38 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 4/04 Z ,  B26D 1/24 E ,  B26D 1/24 A ,  H01M 10/38 ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • スリッター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-149658   出願人:東洋刃物株式会社

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