特許
J-GLOBAL ID:200903011967516500

エアバッグ式乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120380
公開番号(公開出願番号):特開平9-301115
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグ装置本体の近傍の人体の有無にかかわらず車両衝突時にはまずエアバッグを少し展開させ、その時点でエアバッグ装置本体近傍に人体が存在するときには、エアバッグ内へガスの流入を減少又は停止させるようにしたエアバッグ式乗員保護装置を提供する。【解決手段】 エアバッグ装置本体4は、ケース8内に収容されたエアバッグ5を2個のインフレータ6,7で展開させるよう構成されている。このエアバッグ装置本体4はエアバッグ5内のガス圧を検知するガス圧センサ9を備えている。このセンサ9の検知信号及び加速度センサ2の検知信号は制御ユニット3に入力されている。車両1が衝突すると、そのときの加速度が加速度センサ2で検知され、この検知された加速度がエアバッグを展開させるべき閾値よりも大きいものであるときには制御ユニット3によってまずインフレータ6が作動される。エアバッグ装置本体5の近傍に乗員が存在すると、インフレータ7は作動しない。エアバッグ装置本体5の近傍に乗員が存在しないと、インフレータ7が作動する。
請求項(抜粋):
折り畳まれたエアバッグ、該エアバッグを収容した収容手段、及び該エアバッグ内にガスを供給して該エアバッグを展開させるためのガス発生手段を有するエアバッグ装置本体と、車両の衝突を検知して該ガス発生手段を作動させる制御手段とを有するエアバッグ式乗員保護装置において、該ガス発生手段は、ガス発生作動の途中でエアバッグ内へのガス供給を減少又は停止させうるものであり、車両乗員の身体が正規位置以外の箇所に存在することを検知する手段が設けられており、前記制御手段は、車両乗員の身体が正規位置以外の箇所に存在するときにはガス発生作動の途中で前記ガス発生手段からのエアバッグ内へのガス供給を減少又は停止させるものであることを特徴とするエアバッグ式乗員保護装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公昭54-002729
  • 特開平2-286448
  • 特開平2-293234
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審査官引用 (2件)
  • 特公昭54-002729
  • 特開平2-286448

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