特許
J-GLOBAL ID:200903011979909109

機械構造用高炭素鋼電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240453
公開番号(公開出願番号):特開平11-058031
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 高炭素鋼の電縫溶接時の高温割れを抑制し、超音波探傷の歩留低下を抑制できる機械構造用高炭素鋼電縫鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.30%以上、P:0.012%以下で、かつ、中心偏析部のP濃度を取鍋分析P値で除算して求めたP偏析度が10.0以下の高炭素鋼スラブを、熱間圧延した高炭素鋼熱延コイルを素材として使用し、成形ロールにより円筒状に連続成形したオープンパイプのコイル両エッジ部を2mm〜4mm幅で800°C〜1000°Cに予熱したのち、本加熱して電縫溶接し、溶接部を空冷することによって、Pの中心偏析が軽減されて電縫溶接時における高温割れが抑制されると共に、溶接部と溶接熱影響部の急熱急冷が抑制され、溶接時の高温割れや溶接部の脆化割れや横切れが防止でき、製品歩留の低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
C:0.3〜0.8%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.3〜1.5%、P:0.012%以下、S:0.040%以下、Al:0.035%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる高炭素鋼を連続鋳造した中心偏析部のP濃度を取鍋分析P値で除算して求めたP偏析度が10.0以下の高炭素鋼スラブを、熱間圧延した高炭素鋼熱延コイルを素材として使用し、成形ロールにより円筒状に連続成形したオープンパイプの両エッジ部2mm〜4mm幅を予熱したのち、本加熱して電縫溶接し、溶接部を空冷することを特徴とする機械構造用高炭素鋼電縫鋼管の製造方法。
IPC (6件):
B23K 13/00 ,  B21C 37/08 ,  B23K 31/00 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (6件):
B23K 13/00 A ,  B21C 37/08 F ,  B23K 31/00 C ,  C21D 9/08 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/06
引用特許:
出願人引用 (1件)

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