特許
J-GLOBAL ID:200903011991029181

半クラッチ学習車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062234
公開番号(公開出願番号):特開平11-241736
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 車両制御のためのコントローラ内に、半クラッチにされたかどうかを判断するのに使用する、半クラッチ学習値を具えているところの半クラッチ学習車両では、従来、人によって学習がなされていたので、学習値には学習を行った人による個人差が入り込んだり、信頼性が低いものとなっていた。【解決手段】 コントローラ5に、予め半クラッチとなったと判断するための、エンジン回転数低下量を設定しておく。そして、半クラッチ学習は人によってではなく、コントローラ5からの指令で、クラッチ油圧アクチュエータ19を僅かづつ接方向に駆動して行う。エンジン回転数が前記エンジン回転数低下量だけ低下した時を半クラッチと判断し、その時、クラッチ位置センサ22で検出されるクラッチストロークを学習値とする。学習を複数回やってほぼ同じクラッチストロークが得られた時のみ、学習成功として学習値を設定すれば、信頼性の高いものとなる。
請求項(抜粋):
摩擦型のクラッチと、該クラッチを駆動するクラッチアクチュエータと、該クラッチ駆動のストロークを検出するクラッチ位置センサと、該クラッチアクチュエータに指令して前記クラッチの断,接を制御するコントローラとを具え、該クラッチが半クラッチにされたかどうかを判断するのに使用する半クラッチ学習値が、前記コントローラ内に学習により設定されるところの半クラッチ学習車両において、所定の半クラッチ学習条件が整った状態において、前記コントローラに学習開始信号を入力する半クラッチ学習開始スイッチと、半クラッチになったことを判断するためのエンジン回転数低下量が設定されているエンジン回転数低下量設定手段と、半クラッチ学習中のエンジン回転数が学習開始前のエンジン回転数より前記エンジン回転数低下量だけ低下したことを検出する半クラッチ検出手段と、該検出が行われた時のクラッチストロークを記憶する記憶手段とを具え、該記憶手段に記憶されたクラッチストロークを半クラッチ学習値として設定することを特徴とする半クラッチ学習車両。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • オートクラッチ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-294839   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 特公昭63-035851
  • 特公昭63-035851

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