特許
J-GLOBAL ID:200903012005678939

化合物、組成物ならびにアレルギーおよび炎症の治療

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-510843
公開番号(公開出願番号):特表平9-503503
出願日: 1994年09月23日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】式(I):の新規シクロヘキサンを本明細書にて記載する。該化合物は腫瘍壊死因子の産生を阻害し、TNF産生により媒介されるかまたは悪化する病状の治療にて有用であり;これらの化合物はまた、ホスホジエステラーゼIVの酵素または触媒活性を介在するのに、または阻害するのに有用である。したがって、その介在または阻害を必要とする病状の治療にて有用である。
請求項(抜粋):
式(I):[式中、 R1は、-(CR4R5)nC(O)O(CR4R5)mR6、-(CR4R5)nC(O)NR4(CR4R5)mR6、-(CR4R5)nO(CR4R5)mR6または-(CR4R5)rR6であり、ここに、アルキル基は、所望により、1またはそれ以上のハロゲンで置換されていてもよく; mは0〜2であり; nは1〜4であり; rは0〜6であり; R4およびR5は、独立して、水素またはC1-2アルキルから選択され; R6は水素、メチル、ヒドロキシル、アリール、ハロ置換アリール、アリールオキシC1-3アルキル、ハロ置換アリールオキシC1-3アルキル、インダニル、インデニル、C7-11ポリシクロアルキル、テトラヒドロフラニル、フラニル、テトラヒドロピラニル、ピラニル、テトラヒドロチエニル、チエニル、テトラヒドロチオピラニル、チオピラニル、C3-6シクロアルキルまたは1または2個の不飽和結合を有するC4-6シクロアルキルであり、ここにシクロアルキルおよび複素環基は、所望により、1ないし3個のメチル基または1個のエチル基で置換されていてもよい; ただし、 a)R6がヒドロキシルである場合、mは2であるか;または b)R6がヒドロキシルである場合、rは2〜6であるか;または c)R6が2-テトラヒドロピラニル、2-テトラヒドロチオピラニル、2-テトラヒドロフラニルまたは2-テトラヒドロチエニルである場合、mは1または2であるか;または d)R6が2-テトラヒドロピラニル、2-テトラヒドロチオピラニル、2-テトラヒドロフラニルまたは2-テトラヒドロチエニルである場合、rは1〜6であり; e)nが1であって、mが0である場合、-(CR4R5)nO(CR4R5)mR6中、R6はH以外の基であり; XはYR2、ハロゲン、ニトロ、NR4R5またはホルミルアミンであり; YはOまたはS(O)m'であり; m'は0、1または2であり; X2はOまたはNR8であり; X3は水素またはXであり; R2は、独立して、所望により1またはそれ以上のハロゲンで置換されていてもよい-CH3または-CH2CH3から選択され; sは0〜4であり; R3は水素、ハロゲン、C1-4アルキル、ハロ置換C1-4アルキル、CH2NHC(O)C(O)NH2、-CH=CR8'CR8'、所望によりR8'で置換されていてもよいシクロプロピル、CN、OR8、CH2OR8、NR8R10、CH2NR8R10、C(Z')H、C(O)OR8、C(O)NR8R10またはC≡CR8'であり; Z'はO、NR9、NOR8、NCN、C(CN)2、CR8CN、CR8NO2、CR8C(O)OR8、CR8C(O)NR8R8、C(CN)NO2、C(CN)C(O)OR9またはC(CN)C(O)NR8R8であり; ZはOR14、OR15、SR14、S(O)m'R7、S(O)2NR10R14、NR10R14、NR14C(O)R9、NR10C(Y')R14、NR10C(O)OR7、NR10C(Y')NR10R14、NR10S(O)2NR10R14、NR10C(NCN)NR10R14、NR10S(O)2R7、NR10C(CR4NO2)NR10R14、NR10C(NCN)SR9、NR10C(CR4NO2)SR9、NR10C(NR10)NR10R14、NR10C(O)C(O)NR10R14またはNR10C(O)C(O)OR14であり; Y'はOまたはSであり; R7は-(CR4R5)qR12またはC1-6アルキル(ここに、R12またはC1-6アルキル基は、所望により1ないし3個のフッ素で置換されていてもよいC1-2アルキル、-F、-Br、-Cl、-NO2、-NR10R11、-C(O)R8、-C(O)OR8、-OR8、-CN、-C(O)NR10R11、-OC(O)NR10R11、-OC(O)R8、-NR10C(O)NR10R11、-NR10C(O)R11、-NR10C(O)OR9、-NR10C(O)R13、-C(NR10)NR10R11、-C(NCN)NR10R11、-C(NCN)SR9、-NR10C(NCN)SR9、-NR10C(NCN)NR10R11、-NR10S(O)2R9、-S(O)m'R9、-NR10C(O)C(O)NR10R11、-NR10C(O)C(O)R10、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリルまたはテトラゾリルで所望により1またはそれ以上の回数置換されていてもよい)であり; qは0、1または2であり; R12はC3-7シクロアルキル、(2-、3-または4-ピリジル)、ピリミジル、ピラゾリル、(1-または2-イミダゾリル)、チアゾリル、トリアゾリル、ピロリル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フラニル、(2-または3-チエニル)、(4-または5-チアゾリル)、キノリニル、ナフチルまたはフェニルであり; R8は、独立して、水素またはR9より選択され; R8'はR8またはフッ素であり; R9は、所望により1ないし3個のフッ素で置換されていてもよいC1-4アルキルであり; R10はOR8またはR11であり; R11は水素または所望により1ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1-4アルキルであるか;またはR10およびR11がNR10R11である場合、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NまたはSから選択される少なくとも1個の別のヘテロ原子を含有してもよい5〜7員環を形成し; R13はオキサゾリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソキサゾリル、オキサジアゾリルまたはチアジアゾリルであり、これらの複素環は、各々、炭素原子を介して結合し、非置換であるかまたは1または2個のC1-2アルキル基で置換されていてもよく; R14は水素またはR7であるか;またはR10およびR14がNR10R14である場合、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NまたはSから選択される1またはそれ以上の別のヘテロ原子を含有してもよい5〜7員環を形成し; R15はC(O)R14、C(O)NR4R14、S(O)2R7またはS(O)2NR4R14である; ただし: f)X2が酸素であり、X3およびR3が水素であり、Sが0である場合、R3はOHまたはOCH3以外の基であり; f)ZがOHであり、XがYR2(ここに、Yは酸素であって、R2はCH3である)であり、X2が酸素であり、X3が水素であり、sが0であり、R1がCH3である場合、R3はCOOH以外の基であり; g)ZがOHまたはOCH3であり、X2が酸素であり、X3が水素であり、sが0であって、XがYR2である場合、R3はH以外の基であり; h)ZがOS(O)2C1-6アルキルまたはOS(O)2アリールであり、X2が酸素であり、X3が水素であって、sが0である場合、R3はOR8以外の基であり; i)R12がN-ピラゾリル、N-イミダゾリル、N-トリアゾリル、N-ピロリル、N-ピペラジニル、N-ピペリジニルまたはN-モルホリニルである場合、qは1以外の数であるか;または j)ZがOHまたはOSO2R7であり、R3がCH3、CHOHまたはCH2OC1-3アルキルである場合、R1X2はC1-3アルコキシ以外の基であり、Xはハロゲン、メトキシ、エトキシ、メチルチオまたはエチルチオ以外の基であり; k)Zが-NH2、NH(C1-3アルキル)、N(C1-3アルキル)2、NH(CH2)2-5C(O)Ar(ここに、Arはナフチルまたはフェニルである)であるか、またはZが非置換または置換ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニルであり、R3がCH3、CHOHまたはCH2OC1-3アルキルである場合、R1X2はC1-3アルコキシ以外の基であり、Xはハロゲン、メトキシ、エトキシ、メチルチオまたはエチルチオ以外の基である]で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
IPC (4件):
C07C255/46 ,  A61K 31/275 ABE ,  A61K 31/275 ABF ,  A61K 31/275 AED
FI (4件):
C07C255/46 ,  A61K 31/275 ABE ,  A61K 31/275 ABF ,  A61K 31/275 AED
引用特許:
審査官引用 (2件)

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