特許
J-GLOBAL ID:200903082763550100

3-シアノ-3-(3,4-二置換)フェニルシクロヘキシル-1-カルボキシレート類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505999
公開番号(公開出願番号):特表平9-501420
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】新規3-シアノ-3-(3,4-二置換)フェニルシクロヘキシル-1-カルボキシレート類またはその誘導体およびその対応するシクロヘキセニルアナログを開示する。これらの化合物は、腫瘍壊死因子の産生を阻害し、TNF産生により伝達もしくは悪化させられる病状の治療に有用である。さらにこれらの化合物は、ホスホジエステラーゼIVの酵素活性もしくは触媒活性を伝達または阻害することにおいて有用であり、それゆえ、その伝達または阻害を必要とする疾患の治療に有用である。
請求項(抜粋):
式(I):[式中、R1は-(CR4R5)nC(O)O(CR4R5)mR6、-(CR4R5)nC(O)NR4(CR4R5)mR6、-(CR4R5)nO(CR4R5)mR6、または-(CR4R5)rR6であり、ここに、アルキル部分は所望により1個またはそれ以上のハロゲンで置換されていてもよく; mは0ないし2; nは1ないし4; rは0ないし6; R4およびR5は水素またはC1〜2アルキルから独立して選択され; R6は水素、メチル、ヒドロキシル、アリール、ハロ置換アリール、アリールオキシC1〜3アルキル、ハロ置換アリールオキシC1〜3アルキル、インダニル、インデニル、C7〜11ポリシクロアルキル、テトラヒドロフラニル、フラニル、テトラヒドロピラニル、ピラニル、テトラヒドロチエニル、チエニル、テトラヒドロチオピラニル、チオピラニル、C3〜6シクロアルキルまたは1個または2個の不飽和結合を含むC4〜6シクロアルキルであり、ここに、シクロアルキルおよび複素環部分は所望により1個ないし3個のメチル基もしくは1個のエチル基で置換されていてもよいが; ただし、 a)R6がヒドロキシルの場合、mは2であるか; b)R6がヒドロキシルの場合、rは2ないし6であるか; c)R6が2-テトラヒドロピラニル、2-テトラヒドロチオピラニル、2-テトラヒドロフラニルもしくは2-テトラヒドロチエニルである場合、mは1または2であるか; d)R6が2-テトラヒドロピラニル、2-テトラヒドロチオピラニル、2-テトラヒドロフラニルもしくは2-テトラヒドロチエニルである場合、rは1ないし6; e)nが1でmが0の場合、R6は-(CR4R5)nO(CR4R5)mR6においてH以外であることを条件とし; XはYR2、ハロゲン、ニトロ、NR4R5、またはホルミルアミン; YはOまたはS(O)m; m'は0、1または2; X2はOまたはNR8; X3は水素またはX; X4はであり; X5はH、R9、OR8、CN、C(O)R8、C(O)OR8、C(O)NR8R8、またはNR8R8; R2は独立して、所望により1個またはそれ以上のハロゲンにより置換されていてもよい-CH3または-CH2CH3であり; sは0ないし4; R3は水素、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2NHC(O)C(O)NH2、ハロ置換C1〜4アルキル、-CH=CR8'R8'、所望によりR8'により置換されていてもよいシクロプロピル、CN、OR8、CH2OR8、NR8R10、CH2NR8R10、C(Z')H、C(O)OR8C(O)NR8R10、またはC≡CR8'であり; Z'はO、NR9、NOR8、NCN、C(-CN2)2、CR8CN、CR8NO2、CR8C(O)OR8、CR8C(O)NR8R8、C(-CN)NO2、C(-CN)C(O)OR9、またはC(-CN)C(O)NR8R8であり; ZはC(Y')R14、C(O)OR14、C(Y')NR10R14、C(NR10)NR10R14、CN、C(NOR8)R14、C(O)NR8NR8C(O)R8、C(O)NR8NR10R14、C(NOR14)R8、C(NR8)NR10R14、C(NR14)NR8R8、C(NCN)NR10R14、C(NCN)SR9、(2-、4-もしくは5-イミダゾリル)(3-、4-もしくは5-ピラゾリル)(4-もしくは5-トリアゾリル[1,2,3])、(3-もしくは5-トリアゾリル[1,2,4])、(5-テトラゾリル)、(2-、4-もしくは5-オキサゾリル)、(3-、4-もしくは5-イソオキサゾリル)、(3-もしくは5-オキサジアゾリル[1,2,4])、(2-オキサジアゾリル[1,3,4])、(2-チアジアゾリル[1,3,4])、(2-、4-もしくは5-チアゾリル)(2-、4-もしくは5-オキサゾリジニル)、(2-、4-もしくは5-チアゾリジニル)、または(2-、4-もしくは5-イミダゾリジニル)であり、ここに、複素環システムのすべてが所望により1回またはそれ以上R14によって置換されていてもよく; Y'はOまたはS; R7は-(CR4R5)qR12またはC1〜6アルキルであり、ここに、R12またはC1〜6アルキル基は、所望により1個ないし3個のフッ素、-F、-Br、-Cl、-NO2、-NR10R11、-C(O)R8、-C(O)OR8、-OR8、-CN、-C(O)NR10R11、-OC(O)NR10R11、-OC(O)R8、-NR10C(O)NR10R11、-NR10C(O)R11、-NR10C(O)R11、-NR10C(O)OR9、-NR10C(O)R13、-C(NR10)NR10R11、-C(NCN)NR10R11、-C(NCN)SR9、-NR10C(NCN)SR9、-NR10C(NCN)NR10R11、-NR10S(O)2R9、-S(O)m'R9、-NR10C(O)C(O)NR10R11)-NR10C(O)C(O)R10、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルにより置換されていてもよいC1〜2アルキルによって、所望により1回またはそれ以上置換されていてもよく; qは0、1または2; R12はC3〜7シクロアルキル、(2-、3-もしくは4-ピリジル)、ピリミジニル、ピラゾリル、(1-もしくは2-イミダゾリル)、チアゾリル、トリアゾリル、ピロリル、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、フラニル、(2-もしくは3-チエニル)、(4-もしくは5-チアゾリル)、キノリニル、ナフチル、またはフェニルであり; R8は水素またはR9; R8'はR8またはフッ素; R9は所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1〜4アルキル; R10はOR8またはR11; R11は水素、または所望により1個ないし3個のフッ素により置換されていてもよいC1〜4アルキルであるか;あるいはR10およびR11がNR10R11となる場合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少なくとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成してもよく; R13はオキサゾリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、イミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、またはチアジアゾリルであり、これらの複素環のそれぞれが炭素原子を介して結合され、さらにそれぞれが未置換であってもよくあるいは1個または2個のC1〜2アルキル基により置換されていてもよく; R14は水素またはR7であるか、あるいはR10およびR14がNR10R14となる場合には、それらは窒素と一緒になって、所望によりO、NもしくはSである少なくとも1個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい5ないし7員環を形成してもよいが;ただし、 f)R12がN-ピラゾリル、N-イミダゾリル、N-トリアゾリル、N-ピロリル、N-ピペラジニル、N-ピペリジニル、またはN-モルホリニルである場合には、qは1ではないことが条件である]で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
IPC (11件):
C07C255/46 ,  A61K 31/275 ABE ,  A61K 31/41 ABF ,  A61K 31/42 AED ,  A61K 31/425 ,  C07D261/08 ,  C07D263/04 ,  C07D263/32 ,  C07D271/06 ,  C07D271/10 ,  C07D277/04
FI (11件):
C07C255/46 ,  A61K 31/275 ABE ,  A61K 31/41 ABF ,  A61K 31/42 AED ,  A61K 31/425 ,  C07D261/08 ,  C07D263/04 ,  C07D263/32 ,  C07D271/06 ,  C07D271/10 ,  C07D277/04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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