特許
J-GLOBAL ID:200903012009204648

可変容量型圧縮機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-225330
公開番号(公開出願番号):特開2001-047856
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 非常時制御から通常時制御へ移行する際、非常時制御の終了時における吸入冷媒ガスの圧力の高低によっても、圧縮機の最小吐出容量から冷房負荷に応じた容量への所望の容量復帰特性を得ることが可能な可変容量型圧縮機の制御装置を提供すること。【解決手段】 制御手段は、加速カット制御から通常時制御へ移行する際、電気駆動部に対する入力電流値Ix を、外部情報に応じた入力電流値目標I2 にまで所定時間Tかけて変更するとともに、この所定時間T中における電気駆動部に対する入力電流値Ix の変更パターンを、吸入圧力センサにより検出された、加速カット制御の終了時の吸入冷媒ガスの圧力Px に基づいて決定する
請求項(抜粋):
車両空調装置に用いられ、車両エンジンの駆動によって冷媒ガスの圧縮を行い、さらにはクランク室の圧力を変更することで吐出容量を変更可能な可変容量型圧縮機の吐出容量を制御する制御装置であって、前記クランク室の圧力を開度調節により変更可能な弁体と、吸入冷媒ガスの圧力に応じて弁体を動作させる感圧機構と、入力電流値に基づいて弁体への付与荷重を調節することで、感圧機構の動作の基準となる設定吸入圧力を変更する電気駆動部とを備えた容量制御弁と、種々の外部情報を検出する外部情報検出手段と、前記外部情報検出手段により検出された外部情報に基づいて通常時制御又は非常時制御のいずれか一方を選択し、通常時制御が選択された場合には外部情報に基づく値の電流を電気駆動部へ入力するとともに、非常時制御が選択された場合には設定吸入圧力を最高値とする値の電流を電気駆動部へ入力する制御手段とを備えた可変容量型圧縮機の制御装置において、前記外部情報検出手段は、吸入冷媒ガスの圧力を検出する吸入圧力センサを備え、前記制御手段は、非常時制御から通常時制御へ移行する際、電気駆動部に対する入力電流値を、外部情報に応じた入力電流値目標にまで所定時間かけて変更するとともに、この所定時間中における電気駆動部に対する入力電流値の変更パターンを、吸入圧力センサにより検出された、非常時制御中又は非常時制御の終了時の吸入冷媒ガスの圧力に基づいて決定する構成である可変容量型圧縮機の制御装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 624 ,  F04B 49/06 341
FI (2件):
B60H 1/32 624 B ,  F04B 49/06 341 A
Fターム (15件):
3H045AA04 ,  3H045AA10 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045CA02 ,  3H045CA12 ,  3H045CA21 ,  3H045CA24 ,  3H045CA25 ,  3H045CA29 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H045EA16 ,  3H045EA38
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-246457   出願人:サンデン株式会社
  • 特開平1-111517
  • 特開平2-048213
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