特許
J-GLOBAL ID:200903012055651985

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288810
公開番号(公開出願番号):特開平5-129951
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 位相比較を数値演算処理で行う周波数シンセサイザにおいて、位相情報の正規化に伴う誤差を除き、正確で、高速な、周波数切換えを可能にする。【構成】 基準発振器11、分周器12,13、アキュムレータ14からなる基準信号位相出力部は、基準信号の1周期分の最大位相情報を値mKNとして基準信号の位相を正規化した値を出力する。ここで、m,K,Nは自然数で、Nは発振周波数を決定するために設定される値である。電圧制御発振器15、カウンタ16、標本化乗算器17等からなる分周信号位相出力部は、最大位相情報を値mKNとして分周信号の位相を正規化した値を出力する。基準信号位相出力部は、基準信号の周期のK分の1の周期毎に値mNを順次累積した値を基準信号位相情報とする。モジュロNのカウンタ16は、発振信号を計数し、この計数値に、標本化乗算器で値mKを乗じて、分周位相情報とする。
請求項(抜粋):
所定の周波数を有する基準信号の周期のK(ただし、Kは自然数)分の1の周期毎に基準信号の位相を標本化し、標本化した位相についての情報を基準信号位相情報として出力する基準信号位相出力部と、発振信号を出力する電圧制御発振器と、前記発振信号の発振周波数を決定するために設定されるN(ただし、Nは自然数で変えることができる)分の1に前記発振信号を分周した分周信号の位相を分周信号の周期のN分の1の周期毎に標本化し、標本化した位相についての情報を分周信号位相情報として出力する分周信号位相出力部と、前記基準信号位相情報と前記分周信号位相情報とより位相差を求める位相比較器と、位相比較器が求めた位相差に応じて前記電圧制御発振器の発振周波数を制御する電圧制御信号を出力する電圧制御部とを備え、前記基準信号位相出力部は、前記基準信号の1周期分の最大位相情報を値mKN(ただし、mは自然数)として、前記標本化した基準信号の位相を正規化した値を前記基準信号位相情報として出力し、前記分周信号位相出力部は、前記分周信号の1周期分の最大位相情報を値mKN(ただし、mは自然数)として、前記標本化した分周信号の位相を正規化した値を前記分周信号位相情報として出力することを特徴とする周波数シンセサイザ。
IPC (3件):
H03L 7/18 ,  H03L 7/06 ,  H03L 7/085
FI (3件):
H03L 7/18 Z ,  H03L 7/06 B ,  H03L 7/08 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 周波数シンセサイザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-289422   出願人:国際電気株式会社
  • 特開平4-137914

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