特許
J-GLOBAL ID:200903012097472690
クラスタ構成の並列計算機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-039545
公開番号(公開出願番号):特開平8-235143
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 異なるクラスタの演算プロセッサ間の排他制御、同期制御、通信制御を高速に処理実行する。【構成】 複数個のクラスタ10〜1nと、それらを結合するクラスタ間相互結合網2より構成されるクラスタ構成の並列計算機において、全てのクラスタ内の全ての演算プロセッサよりリードアクセス、およびライトアクセス可能なクラスタ間通信レジスタ装置3を設け、これをクラスタ間相互結合網2に接続することにより、排他制御、同期制御、通信制御で用いる共有変数を、このクラスタ間通信レジスタ装置3に割り当てる。【効果】 共有変数のアクセスタイムの高速化、およびアクセススループットの向上ができる。
請求項(抜粋):
それぞれが、複数の演算プロセッサと、主記憶装置と、これら演算プロセッサ及び主記憶装置を接続するクラスタ内相互結合網とから成る複数のクラスタと、該複数のクラスタを接続するクラスタ間相互結合網とで構成されるクラスタ構成の並列計算機において、前記クラスタ間相互結合網に接続され、前記演算プロセッサから高速にリードアクセス及びライトアクセス可能な複数アドレスを有するクラスタ間通信レジスタ装置を設けて、専用のポートを付加し、前記クラスタ間相互結合網は、前記クラスタからのリクエストがクラスタ間データ転送ならば行き先のクラスタ番号、またクラスタ間通信レジスタ装置アクセスならば前記クラスタ間通信レジスタのポート番号をそれぞれルーティングアドレスとする制御部を有し、クラスタ間にわたる複数演算プロセッサ間の同期制御、排他制御及び通信制御には前記クラスタ間通信レジスタ装置を使用するよう構成された制御プログラムを実行することを特徴とするクラスタ構成の並列計算機。
引用特許: