特許
J-GLOBAL ID:200903012098238852
X線管
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-115691
公開番号(公開出願番号):特開2002-313266
出願日: 2001年04月13日
公開日(公表日): 2002年10月25日
要約:
【要約】【課題】 ターゲットの表面上の電子ビーム照射領域内に、目的の波長のX線を発生するX線発生部と、目的の波長のX線をほとんど発生しないベースとを存在させることにより、電子ビーム照射領域よりも小さい焦点サイズを作る。【解決手段】 回転ターゲット10は炭素製の中空円筒状のベース12と環状のX線発生材料14とからなる。環状のX線発生材料14は二つのベース部品の間に挟まれていて、その厚さは1〜10μmと非常に薄い。電子ビーム68が回転ターゲット10の外周面に照射されると、電子ビーム照射領域内に存在するX線発生材料14(例えば、タングステン)のみから目的の波長のX線が発生し、このX線ビーム70がX線取り出し窓72から取り出される。したがって、ターゲット上の焦点サイズの幅は1〜10μmとなる。炭素製のベース12からもX線が発生するが、これはベリリウム製のX線取り出し窓72で吸収されて、X線管の外部には出て行かない。
請求項(抜粋):
ターゲットに電子ビームを照射して、ターゲットの表面上の電子ビーム照射領域からX線を発生させるX線管において、次の特徴を備えるX線管。(a)前記ターゲットは、前記電子ビームが照射されたときに目的の波長のX線を発生するX線発生部と、前記電子ビームが照射されても目的の波長のX線をほとんど発生しないベースとからなる。(b)前記電子ビーム照射領域の内部には前記X線発生部と前記ベースの両方が存在していて、前記電子ビーム照射領域の内部の前記X線発生部のみから目的の波長のX線が発生する。
IPC (4件):
H01J 35/08
, G21K 5/08
, H01J 35/10
, H05G 1/52
FI (6件):
H01J 35/08 C
, H01J 35/08 B
, G21K 5/08 X
, H01J 35/10 C
, H01J 35/10 H
, H05G 1/52 A
Fターム (4件):
4C092AA01
, 4C092AA13
, 4C092AB30
, 4C092BD05
引用特許:
審査官引用 (6件)
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X線発生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-066050
出願人:株式会社マツクサイエンス
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X線発生装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-207163
出願人:株式会社島津製作所
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特開昭52-135695
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