特許
J-GLOBAL ID:200903012115291223

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160650
公開番号(公開出願番号):特開平10-329727
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 コストを大幅に増大させることなく、組立容易性及び信頼性を確保した電動式パワーステアリング装置用のシールを提供する。【解決手段】スリット17dは、突起17bが半径方向内方に向かう力を付与されたときは、突起17bの変位を許容するが、突起17bが取付孔10hに係合した状態でシール17の内周部が軸線方向に向かう力を付与されたときは、前記軸線方向の力により生じた応力の伝達を制限し、それにより突起17bの変位を抑止するようになっているので、例えば、シール17の組付時には、半径方向外方から押圧すれば、突起17bは容易に変位して取付孔10hに係合するが、一旦取り付けられた後は、たとえシール17の内周部に軸線方向外方に向かう力が加わっても、突起17bは容易に変位せず、それにより突起17bと取付孔10hとの係合を確保でき、もってシール17の脱落を防止できる。
請求項(抜粋):
操舵軸の外周において螺旋状に形成された外溝と、該外溝に対向するようにして内溝を内周に形成した回転ナット部材と、前記外溝と前記内溝とで形成する転動路内に転動自在に配置された複数のボールとからなり、前記回転ナット部材が内周に取付孔を形成している、電動式パワーステアリング装置用のボールスクリュー機構に用いるシールにおいて、前記取付孔に係合するようになっている、半径方向に突出する突起と、前記突起が半径方向内方に向かう力を付与されたときは、前記突起の変位を許容するが、前記突起が前記取付孔に係合した状態で前記シールの内周部が軸線方向に向かう力を付与されたときは、前記軸線方向の力により生じた応力の伝達を制限し、それにより前記突起の変位を抑止するようになっている制御手段とを有するシール。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-229949
  • 特開平2-229949
  • シール付き軸受
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-518110   出願人:アクチボラゲットエスケイエフ

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