特許
J-GLOBAL ID:200903072460384385

シール付き軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518110
公開番号(公開出願番号):特表2000-509466
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】内軌道輪(13)、外軌道輪(14)およびその間に配設された一列の長形ローラ(15)を含むシール付き軸受であって、軌道面(11,12)とローラ(15)は長さ方向の断面輪郭が湾曲しており、ローラ(15)は、軌道輪の相互のミスアラインメントを許容するために、軌道輪の間で、それらに関し、軸方向に移動可能であり、少なくとも一つのシール部材(18)が別々に形成され、前記ローラ(15)の軸方向外側に位置せしめられているが、自由浮遊をもってローラ(15)に随伴するように適合せしめられ、摩擦係合によってその密閉効果をもたらすように配置されており、内軌道輪および外軌道輪(13,14)のうちの少なくとも一つの、その軌道面(11,12)の軸方向外側端部には、それぞれ、軌道輪(13,14)が相互にミスアラインメント状態にある場合にも、前記シール部材(18)が軸受軌道輪間の空間から押し出されてしまわないように配置された、軸方向の幅の狭い、軸方向に突出した動作阻止手段(20)を有していることを特徴とするシール付き軸受。
請求項(抜粋):
内軌道面(11)を有する内軌道輪(13)と、外軌道面(12)を有する外軌道輪(14)と、前記両軌道輪の間に配設され該両軌道面と係合する一列の長形ローラ(15)で、軌道面(11,12)に適合して軸方向の断面輪郭が湾曲していて軌道輪上の環状フランジに妨害されることなく、軌道輪の相互のミスアラインメントを許容するために、軌道輪の間でそれらに関して軸方向に移動可能とされたローラ(15)と、内軌道輪(13)と外軌道輪(14)との間の空間を密閉するための、少なくとも一つのシール部材(18,28)で、前記少なくとも一つのシール部材(18,28)は分離して形成され、前記ローラ(15)の軸方向外側に位置しているが、自由浮遊をもって、ローラ(15)の軸方向の動きに追従するように適合されており、外軌道面(12)と同様に内軌道面(11)に対しても摩擦係合することによって、その密閉効果をもたらすように配設されているシール部材とを有するシール付き軸受であって、 軌道輪(13,14)が相互にミスアラインメント状態にある場合に、少なくとも一つのシール部材(18,28)が、軸受の軌道輪の間の空間から軸に沿って外側に向って動く際に、シール部材(18,28)が軸受から軸方向に押し出されないように該シール部材を捕えて保持するように配置された、軸方向の幅が狭い動作阻止部材(20,22)が、内軌道輪および外軌道輪(13,14)のうちの少なくとも一つに、軌道面(11,12)の軸方向外側端部に隣接してそれぞれ備えられていることを特徴とするシール付き軸受。
IPC (2件):
F16C 33/76 ,  F16C 23/08
FI (2件):
F16C 33/76 Z ,  F16C 23/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • シール付軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-268115   出願人:アクチボラゲットエスケイエフ
  • 特開平2-266111
  • 特開昭48-053135
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