特許
J-GLOBAL ID:200903012173392803

防爆安全装置を備えた電池とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085723
公開番号(公開出願番号):特開平8-069785
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 防爆安全装置の動作精度および信頼性を高めるとともに、防爆安全装置を備えた電池の組立性および量産性を高める。【構成】 かしめリング12の内周に内側ガスケット11をはめ込み、内側ガスケット11の内周に内部端子板5と絶縁リング6と中間感圧板4とを順に重ねるようにはめ込み、その状態で中間感圧板4と内部端子板とをその中央の凸部4cで局部的に超音波溶接する。つぎに内側ガスケット11の内周に感温抵抗素子9と外部端子板3とを順に重ねるようにはめ込み、内側ガスケット11を圧縮しつつかしめリング12をかしめ加工し、全体を一体化する。その後、かしめリング12による一体化物を外側ガスケット7の内周にはめ込むことで一体的な蓋要素を構成する。その後、電池ケース1内に収納されている発電要素2から引き出されたリードタブ8の先端を内部端子板5の下面側に溶接する。
請求項(抜粋):
有底円筒形の金属製電池ケース1と、この電池ケース1に収納された発電要素2と、前記電池ケース1の開口部を塞ぐ蓋要素とからなる電池であって、前記蓋要素は、外部端子板3と、中間感圧板4と、内部端子板5と、絶縁リング6と、内側ガスケット11と、かしめリング12と外側ガスケット7とを有し、前記外部端子板3および前記内部端子板5は、剛性の比較的大きな金属板からなり、その外形は円形であり、中間部分にガス抜き穴が形成されており、前記中間感圧板4は、撓みやすくて破断しやすい薄い金属板からなり、その外形は円形であり、前記中間感圧板4の下面側に前記絶縁リング6を挟み込んだ状態で前記内部端子板5が組み合わされ、前記中間感圧板4と前記内部端子板5の少なくとも一方の中央部分に形成された凸部で両者が接触し、その接触部分で両者が局部的に溶接されており、これら中間感圧板4・絶縁リング6・内部端子板5の積層物と前記中間感圧板4の上に重ねられた前記外部端子板3の全体が前記かしめリング12の内周に装着されている前記内側ガスケット11の内周にはめ込まれてかしめ付けにより一体化され、さらに前記かしめリング12による一体化物が前記外側ガスケット7の内周にはめ込まれることで一体的な前記蓋要素が構成され、前記発電要素2の一方の電極に接続されているリードタブ8の先端が前記内部端子板5の下面に溶接され、一体的な前記蓋要素が前記電池ケース1の開口部分の内周にはめ込まれ、前記電池ケース1の開口部分が内側にかしめられることで前記外側ガスケット7が圧縮されて、前記電池ケース1が密封されていることを特徴とする防爆安全装置を備えた電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 防爆型の密閉電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-346742   出願人:三洋電機株式会社

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