特許
J-GLOBAL ID:200903012176290343

柱列式連続地中壁における通水工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325353
公開番号(公開出願番号):特開平10-168872
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 ソイルセメント柱列式連続地中壁において、地下工事の掘削時の止水性と地下施工中及び完成後の通水性とを確保し、地下水系の自由流通を維持できる通水工法を提供する。【解決手段】 止水壁10に特殊応力負担材21を挿入して強度を保持し、止水壁10の中に井戸14を含めるように設置し通水管16を設ける。メインの井戸14は通水性スクリーン管24の周囲に砕石17を充填し中心部に鉛直な空洞のある井戸にする。更に複数のサブの井戸22、23を井戸14にラップさせて設置した。これにより、地盤に対する集水や拡散の面積が拡大し地下水の効率的な流通が可能になる。又、空洞内の地下水を排出すると流入圧によりスクリーンや砕石間の目づまりを洗浄でき、大量の地下水の流通が可能になる。又、止水壁外側の突出部も小さくできる。本工法によれば、地下水系を遮断することなく地域地下環境を維持できる。
請求項(抜粋):
応力負担材を挿入したソイルセメント柱を、地中に順次連続に設置して止水壁を築造する柱列式連続地中壁における通水工法において、前記止水壁の外側地盤に砕石ドレーン等の井戸を設置し、前記止水壁を貫通して前記井戸に接続する通水管を設け、前記通水管により前記止水壁内外の地下水を自由流通させることを特徴とする柱列式連続地中壁における通水工法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 通水函を備えた連続地中壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-306139   出願人:株式会社銭高組, 日亜鋼業株式会社
  • 特開昭53-129408

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