特許
J-GLOBAL ID:200903012191798027

心筋保護下の心停止を誘発するための逆行送込みカテーテルと方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-521662
公開番号(公開出願番号):特表平10-512163
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】逆行送込みカテーテル(10)が、その遠位末端に患者の心臓の冠状静脈洞(21)を閉塞するよう配置構成されたバルーン(11)を備え、そしてその遠位末端を冠状静脈洞(21)中に配置し、その近位末端と血管内を通して内頚静脈(44)のような末梢静脈まで延ばしかつ身体の穿刺(24)を通じて身体から出すことができる長さと可撓性を有している。送込みカテーテル(20)は、その近位末端と遠位末端の間を延びる送込み内腔(128)を備え、その内腔(128)は、心停止流体を少なくとも 200ml/minの流量で 300mmHgより低いポンプ圧に送り込むことができ、その結果、血液心停止流体を用い、過剰の溶血を起こさずに、心筋保護下の心停止を維持できるよう配置構成されている。本発明による心筋保護下の心停止を誘発する方法では、患者に対し心肺バイパス装置(18)を取り付け、冠状動脈(50,51)を、動脈系の残りの部分から隔離し、そして送込みカテーテル(10)は末梢静脈から、血管を通じて冠状静脈洞(21)内に配置される。
請求項(抜粋):
冠状血管系中に流体の逆行送込みを行うため、末梢静脈中に導入して患者の心臓の冠状静脈洞中へ前進させるよう構成された逆行送込みカテーテルであって;近位末端と遠位末端を有する可撓性の細長いシャフトを備えてなり、そのシャフトは、遠位末端が冠状静脈洞内に配置されているとき近位末端が血管内を通って末梢静脈まで延びることができるような十分な長さと可撓性、冠状静脈洞を閉塞するため遠位末端の近くに配置構成された膨張可能な部材、および近位末端の入口ポートから膨張可能な部材、に対し遠位の出口ポートまで延びる送込み内腔を備え、その送込み内腔は、流量が少なくとも 200ml/min で粘度が少なくとも約 3.0センチポワズでありかつポンプ圧が 300mmHgより低い流体を送り込むよう配置構成されている逆行送込みカテーテル。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 逆行性冠状静脈洞用カテーテル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-099329   出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー
  • 特開平2-156961

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