特許
J-GLOBAL ID:200903012192061869

位相変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035671
公開番号(公開出願番号):特開平6-010965
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【構成】 位相変更装置(10)は、カム軸の最大進ませと最大遅らせの両位置間や、それらの位置内の二つの位置間での位相変化間での位相変化を制御するためのローラクラッチを有し、さらに位相遅れ阻止ローラ(36)と、位相進み阻止ローラ(34)のような選択的ローラセットを含む。装置(10)は、共通の平らな面であるくさび面(32d,32c)の各々により力を受けるローラの対を複数個有する。くさび面を形成する環状部材(32)はカム軸線に対し遊びを有する。第2実施例(110)はスプリッタースプリング(112)を、第3、第4実施例は内部組みアクチュエータ(152,202)を有する。【効果】 中間位相角度位置における作動措置を速かにすることができる。
請求項(抜粋):
一つの軸線の回りで回転するように設けられた第1と第2の部材(20,22)と、それら部材を結合し、なお、それら部材が平均のトルクを基準にしての正および負のトルクパルスを有するトルクをもって一方向に回転している間に、選択的に、それら部材の相互間の回転を進ませたり遅らせたりするための一つの組立体(24,26)と、を含む位相変更装置(10)において、 その組立体(24,26)が、進ませと遅らせの一方向クラッチ手段(24)を含み、それら一方向クラッチ手段(24)が、前記部材の一方のもの(20)とともに前記軸線の回りで回転するように設けられてあり両方のクラッチ手段に共通なレース面手段(20c)を有する第1の環状手段(20)と、他方の部材(22)とともに回転するように設けられてあってレース面手段(20c)から離れてあるともに複数の第1と第2のくさび面(32d,32c)を有する第2の環状手段(32)と、各第1のくさび面(32d)とレース面手段(20c)の間にくさび係合するように配置されていてそのくさび係合の際には正のトルクパルスに応ずる前記の遅らせる回転を阻止する働きをする第1のウェッジ(36)と、各第2のくさび面(32c)とレース面手段(20c)の間にくさび係合するように配置されていてそのくさび係合の際には負のトルクパルスに応ずる前記の進ませ回転を阻止する働きをする第2のウェッジ(34)と、第1と第2のウェッジ(36,34)のそれぞれを係合から外すように動かすための第1や第2の互いに反対の方向に動き得るスパイダー手段(40または174または218または266)と、スパイダー手段(40)を第1や第2の方向に動かすための第1と第2の位置の間を選択的に動き得るアクチュエータ手段(26)と、各くさび面とレース面手段の間の一様な離隔距離を実現するために環状手段の一方のものを部材の一方のものにそれら間で遊びがあるようにして結合している取付け手段(44)と、を含むことを特徴とする位相変更装置(10)。
IPC (2件):
F16D 15/00 ,  F01L 1/34
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特公昭46-038292
  • 特開平1-199026
  • 位相変更装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-035662   出願人:イートンコーポレーション
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