特許
J-GLOBAL ID:200903012220968352

並列実行システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-055630
公開番号(公開出願番号):特開平11-259433
出願日: 1998年03月09日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】並列実行システムにおいてパラメータの値ごとに内容の異なる解析を特定のアプリケーションにより複数の処理装置で多数実行する場合に,解析の実行時間を予測し,この予測をもとに個々の解析を処理装置に割り当て,全体の処理を高速,効率的に行うことを可能にする。【解決手段】パラメータ収集部2は,入力データ分配部1から必要なパラメータ値を得て蓄積し,予測モデル作成部4に渡す。ログ収集部3は,処理装置20から解析に要した実行時間t,処理装置の資源や性能の情報cを得て,予測モデル作成部4に渡す。予測モデル作成部4は,これらの情報から,解析の実行時間を予測する予測モデルを作成し,解析割り当て部5に渡す。解析割り当て部5は,予測モデルを用いて未実行の解析の実行時間を予測し,全体の処理時間が短くなるように処理装置20に解析を割り当てる。
請求項(抜粋):
複数の処理装置を備え,特定のアプリケーションによりパラメータの値ごとに内容の異なる解析を多数行う場合に,個々の解析を前記処理装置に割り当てて処理する並列実行システムにおいて,個々の解析の内容を特徴付けるパラメータの値を抜き出して保存し蓄積するパラメータ収集手段と,個々の解析を実行した処理装置の情報と実行時間の値を抜き出して保存し蓄積するログ収集手段と,前記パラメータの値ごとに対応する入力データを,当該解析を割り当てる処理装置に配る入力データ分配手段と,前記各処理装置が解析した結果データを集約した結果を出力する結果データ収集手段と,前記パラメータ収集手段で収集したパラメータの値と,前記ログ収集手段で収集したログ情報とから,個々の解析の実行時間を予測するモデルを作成する予測モデル作成手段と,前記予測モデル作成手段が作成した予測モデルにより,処理が済んでいない解析の実行時間を予測し,予測された実行時間に基づいて,どの解析を,どの処理装置で,どの順番で行うかについて決定し,実行すべき解析を処理装置に割り当てる解析割り当て手段と備えることを特徴とする並列実行システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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