特許
J-GLOBAL ID:200903012231857846

複写機の原稿押え装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244969
公開番号(公開出願番号):特開平8-110600
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ブラケットをホルダー部材に係合させる第2付勢部材や係合・係止手段の係合力を大きくすることなしに、厚い原稿の押圧時に圧板をスムーズにリフトアップあるいは復帰させるようにして圧板の操作性を向上させることができる複写機の原稿押え装置を提供することを目的としている。【構成】 ホルダー部材36の基端部をベース部材35に回動自在に係合させるとともに、該ホルダー36の先端部にブラケット39を軸38を中心に回動自在に連結し、さらに、内側スリーブ41の底部をホルダー部材36の基端部よりもコンタクトガラス33側に位置するベース部材35の突起35aに回動自在に係合するとともに、外側スリーブ42の底部をブラケット39の回動支点38よりもコンタクトガラス33に位置するようにブラケット39の先端部に回動自在に連結している。
請求項(抜粋):
複写機の原稿載置台上に設けられた原稿押え用の圧板を、該圧板の基端部に設けた少なくとも1つ以上のヒンジ機構を介して複写機本体上に開閉可能に支持してなる複写機の原稿押え装置において、前記ヒンジ機構が、複写機本体に設けられたベース部材に基端部が回動自在に係合されたホルダー部材と、該ホルダー部材の先端部に回動支点を中心に回動自在に連結されたブラケットと、有底筒状に形成され、前記ホルダー部材の基端部よりも原稿載置台側に位置するベース部材部分に底部が回動自在に係合された第1スリーブ部材と、有底筒状に形成されるとともに、前記第1スリーブ部材にテレスコープ状に嵌合され、底部が前記ブラケットの回動支点よりも原稿載置台側に位置するようにブラケットの先端部に回動自在に係合あるいは連結した第2スリーブ部材と、前記第1および第2スリーブ部材の何れかの外周部の開放端部に形成され、前記第1スリーブ部材および第2スリーブ部材の何れか一方の内周部に摺接する突起と、前記第1スリーブ部材および第2スリーブ部材の何れか一方の開放端部から底部に向って所定長だけ延在する切欠き部と、前記第1および第2スリーブ部材の底部の間に縮設され、該第1および第2スリーブを互いに離隔する方向に付勢する第1付勢手段と、ブラケットとホルダー部材の間に介装され、前記圧板が原稿載置台に対して開閉動作される際に、ブラケットが回動中心を支点にしてホルダー部材に対して回動しないように、ブラケットをホルダー部材に係合するように付勢する第2付勢手段と、前記ブラケットとホルダー部材の一部で構成され、ブラケットをホルダー部材と共に移動可能なようにブラケットをホルダー部材に係合させるとともに、原稿載置台上に載置された原稿の厚さが所定値よりも厚いとき、前記圧板の閉じ動作に伴ってブラケットが回動中心を支点に回動するとともに、ブラケットがホルダー部材から離脱して前記圧板が原稿厚さに対応してリフトアップ動作する際にホルダー部材に対するブラケットの係合を解除する係合・解除手段と、からなることを特徴とする複写機の原稿押え装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 複写機の原稿押え装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-343779   出願人:株式会社リコー, 下西技研工業株式会社

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