特許
J-GLOBAL ID:200903055408607846

複写機の原稿押え装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343779
公開番号(公開出願番号):特開平6-194748
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、原稿が厚い場合でも圧板を使用できるよう所謂リフトアップ動作を可能にした複写機の原稿押え装置に関し、圧板開閉動作の安定したコンパクトな低コストの原稿押え装置を提供することを目的とする。【構成】 原稿押え用の圧板33の基端部33aに設けられたヒンジ機構30が、コンタクトガラス32の外方の複写機本体31に固定されたベース部材34と、ベース部材34の軸35に一端部36aを回動自在に支持されたアーム部材36と、アーム部材36の他端部36bの軸37に他端部38bを回動自在に支持され一端部38aが圧板33の基端部33a側となるよう圧板33に固定されたホルダ部材38と、アーム部材36およびホルダ部材38に設けられ互いに脱着自在に係合する第1、2係合部と、ホルダ部材38をアーム部材36に対して圧板33をコンタクトガラス32から離隔する方向に回動させるよう付勢する第1弾性部材と、を有する。
請求項(抜粋):
複写機の原稿載置台上に設けられた原稿押え用の圧板を、該圧板の基端部に設けた少なくとも1つ以上のヒンジ機構を介して複写機本体上に開放端部を開閉可能に支持してなる複写機の原稿押え装置において、前記ヒンジ機構が、前記圧板の基端部に近接する前記原稿載置台の一辺より外方で複写機本体に固定されたベース部材と、軸方向が原稿載置台の前記一辺と略平行になるよう該ベース部材に支持された第1軸部材と、該第1軸部材を介して前記ベース部材に一端部を回動自在に支持されたアーム部材と、軸方向が原稿載置台の前記一辺と略平行になるよう該アーム部材の他端部に支持された第2軸部材と、該第2軸部材を介して前記アーム部材に他端部を回動自在に支持され一端部が前記圧板の基端部側となるよう該圧板に固定されたホルダ部材と、を備え、前記ホルダ部材に設けられた第1係合部と、該第1係合部に脱着自在に係合するよう前記アーム部材に設けられた第2係合部と、前記アーム部材およびホルダ部材間に設けられ該ホルダ部材をアーム部材に対して前記圧板を原稿載置台から離隔する方向に回動させるよう付勢する所定の弾性力を有する第1弾性部材と、を有し、前記原稿載置台上に載置された原稿の厚さが所定値より厚いとき、前記圧板の閉じ操作に伴なって、前記アーム部材が第1軸部材を回動軸として回動し、前記ホルダ部材が第2軸部材を回動軸として回動するとともに前記第1係合部が第2係合部から離脱して前記圧板が該原稿厚さに対応してリフトアップ動作することを特徴とする複写機の原稿押え装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-275738
  • 特開昭60-095428
  • 原稿圧着板開閉装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-284047   出願人:加藤電機株式会社

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