特許
J-GLOBAL ID:200903012315645909

セルロースエステルフィルムの製造方法及びセルロースエステルフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-315564
公開番号(公開出願番号):特開2009-120839
出願日: 2008年12月11日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】塩素系溶媒を使用することなくセルロースエステルドープを調製し、品質が良好で、かつウェブを流延用支持体から容易に剥離可能なセルロースエステルフィルムの製造方法を提供する。【解決手段】アセチル基の置換度をXとし、プロピオニル基及び/またはブチリル基の置換度をYとした時、下記式(I)及び(II)を同時に満たすセルロースエステルを、炭素原子数1〜4のものから選ばれるアルコールを全有機溶媒に対して0.1〜30質量%含有し、かつセルロースエステルに対して0.5〜5質量%の水を含有している、酢酸メチル、酢酸エチルおよびアセトンから選ばれる少なくとも一種の非塩素系有機溶媒に溶解してドープとし、該ドープを用いてフィルムを形成することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。 (I) 2.6≦X+Y≦3.0 (II) 0≦X≦2.5【選択図】なし
請求項(抜粋):
炭素原子数2〜4のアシル基を置換基として有するセルロースエステルを用い、溶液流延製膜法によりセルロースエステルフィルムを製造する方法において、アセチル基の置換度をXとし、プロピオニル基及び/またはブチリル基の置換度をYとした時、下記式(I)及び(II)を同時に満たすセルロースエステルを、炭素原子数1〜4のものから選ばれるアルコールを全有機溶媒に対して0.1〜30質量%含有し、かつセルロースエステルに対して0.5〜5質量%の水を含有している、酢酸メチル、酢酸エチルおよびアセトンから選ばれる少なくとも一種の非塩素系有機溶媒に溶解してドープとし、該ドープを用いてフィルムを形成することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。 (I) 2.6≦X+Y≦3.0 (II) 0≦X≦2.5
IPC (3件):
C08J 5/18 ,  B29C 41/24 ,  C08J 3/02
FI (3件):
C08J5/18 ,  B29C41/24 ,  C08J3/02 Z
Fターム (23件):
4F070AA02 ,  4F070AB01 ,  4F070CA11 ,  4F070CA16 ,  4F070CB11 ,  4F071AA09 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12 ,  4F205AA01 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH33 ,  4F205AH73 ,  4F205AR20 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC02 ,  4F205GC06 ,  4F205GC07 ,  4F205GF01 ,  4F205GF24
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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