特許
J-GLOBAL ID:200903012346697362
多孔扁平管の構造とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261941
公開番号(公開出願番号):特開平9-072680
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 軽金属の押出成型で得られる多孔扁平管の低価格性を効果的に活用するには1回押出当りの生産量を大きくする必要がある。それには押出加工の厚さの種類を少なくし、中間種類のものは少量多品種生産に適した加圧圧縮加工にて製造する。その為には従来構造の多孔扁平管では不可能であった加圧圧縮加工により厚さを制御することを可能にする新規な構造の多孔扁平管が必要になった。【構成】 多孔扁平管の幅方向に整列する各貫通細孔群の各々の断面形状を二等辺三角形とし隣接細孔は、その底辺と頂点が交互に隣接し即ち交互に倒立して隣接する構造とした。【効果】 充実平板と同様に加圧圧縮により厚さの制御が自在に出来る多孔扁平管が完成した。厚さの制御と同時に加工硬化により柔軟性、硬度、弾力性を制御することも可能になった。
請求項(抜粋):
蛇行細管ヒートパイプ及び蛇行細径トンネルプレートヒートパイプの構成部材として適用される軽金属を素材とする多孔扁平管であって、相互に平行並列に密接して配置され且つ一層或いは二層に整列配置される貫通細孔群と、各隣接貫通細孔の相互間の境界壁または各層間の境界壁を形成する薄肉の隔壁群と、それらの全てを扁平形状に収納しそれらの全ての共通被覆体となる薄肉の扁平鞘状体との三部分の結合体であり、それらが完全に結合一体化されて押出成形される一次成形工程と一次成形工程完了の後にロール法またはプレス法に依る冷間圧延または冷間圧縮に依り加工硬化せしめると共に冷間圧延圧縮加工後の扁平管の厚さを一次成形工程完了後の厚さの70%〜90%に再成形する二次成形工程との二工程を含む工程により形成された多孔扁平管であって、各々の貫通細孔の断面形状はほぼ二等辺三角形であり、多孔扁平管の幅方向に於て隣接する各々の貫通細孔は、その二等辺三角形断面が、扁平鞘状体の両内壁面または層間隔壁の両面において、底辺と頂点が順次交互に配置されるよう、交互に倒立して配置され、各頂点を挟む等長の両辺により相互に、隔壁を介して隣接せしめられて構成されてあることを特徴とする多孔扁平管の構造。
IPC (2件):
F28D 15/02 101
, F28D 15/02 106
FI (2件):
F28D 15/02 101 H
, F28D 15/02 106 G
引用特許:
審査官引用 (10件)
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プレート形ヒートパイプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-241918
出願人:アクトロニクス株式会社, 赤地久輝
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多穴管押出用ダイスおよびこの多穴管押出用ダイスを用いて製造された多穴管
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-296167
出願人:日本電装株式会社, 古河電気工業株式会社
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特開昭59-110435
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特開平3-027833
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特開平3-251688
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特開平2-284715
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特開平2-192818
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特開昭63-267891
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電子機器用冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-003046
出願人:ファナック株式会社
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特開昭61-190291
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