特許
J-GLOBAL ID:200903012374631121

ディファレンシャル装置の支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236654
公開番号(公開出願番号):特開平11-078562
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 スペースを節約しつつ、ディファレンシャル装置のローリングの抑制及びワインドアップ振動によるディファレンシャル装置の変位量の低減を図る【解決手段】 L字状の断面形状を有するアーム部材1を、ディファレンシャル装置4のデフケース4aの後面が固定される取付部1aと、取付部から車幅方向両側の下方に向かって傾斜して延びる屈曲部1c,1cと、両屈曲部から外方に延びる側端部1d,1dとで構成する。各側端部から屈曲部にかけて補強部材1e,1eを付設し、両側端部の上面にマウント部材11,11を配設する。各マウント部材のカラー部11aのゴム部11cに車幅方向に延びる軸部24を貫通させて、車体フレームに対して弾性支持させる。ローリングが発生した場合はマウント部のゴム部が圧縮の力を受けるため、ゴム部のひずみは小さくなり、ローリングを抑制することができる。ワインドアップ振動が発生した場合、マウント部材が側面視でドライブシャフトに近い位置に配設されているため、ディファレンシャル装置の変位量を低減することができる。
請求項(抜粋):
ディファレンシャル装置のデフケースを車体フレームに対して支持するディファレンシャル装置の支持構造において、上記デフケースは車幅方向に延びるアーム部材の中央位置に固定され、上記アーム部材の両側端部は上記車体フレームに対しそれぞれマウント部材を介して支持され、上記各マウント部材は、側面視で上記デフケースにオーバーラップする位置に配設され、かつ、上記位置において車幅方向に延びる軸部と、この軸部を囲むように接合されたゴム部とにより上記アーム部材を車体フレームに対し弾性支持するように構成されていることを特徴とするディファレンシャル装置の支持構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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