特許
J-GLOBAL ID:200903012409773374

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137744
公開番号(公開出願番号):特開平8-326906
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 オーバードライブが可能な作動油温度範囲を、ギア部品の焼き付きが生じるようなことなく、低温側に広げられるようにする。【構成】 A/Tコントロールユニット10は、あらかじめ記憶してある低温側下限油温t1 、及び低温側上限油温t2 を、油温センサ14によって測定した実際の作動油温度Tと比較し、T<t1 の条件の場合には、オーバードライブ(OD)スイッチのONを禁止するが、実際の作動油温度Tが上昇してt1 <T<t2 の条件を満足するようになると、ODスイッチのONが許可される。この場合、潤滑油流量が必要流量に見合うだけの流量になるように、オイルポンプ22から吐出されたライン圧PL が実際の作動油温度Tと逆比例するように、ライン圧ソレノイド20のON・OFFをデューティ制御する。さらに、T>t2 の条件になると、ライン圧PL が通常制御時の最低値PL になるように、ライン圧ソレノイド20の制御が切り換えられる。
請求項(抜粋):
走行条件に対応する複数の変速段のうちの1つを自動的に選択して、動力の伝達を行うように構成されており、自動変速機の実際の作動油温度が、あらかじめ決定した所定値よりも低い間は、上記複数の変速段のうち、少なくとも最高速側の変速段を選択することを禁止する手段を設けた自動変速機の変速制御装置において、上記手段は、実際の作動油温度が、上記所定値よりも高い場合には、最高速側の変速段の選択を許容する従来の許可領域と、実際の作動油温度が、上記所定値よりも低い場合には、実際の作動油温度の高低に応じて、最高速側の変速段の選択を禁止したままとする禁止領域と、ライン圧を実際の作動油温度に応じて、通常制御時の値よりも増圧制御するとともに、最高速側の変速段の選択を許容する条件付許可領域と、に分けて変速を制御するように構成されていること、を特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:72
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-203255
  • 特開昭63-176850
  • 特開平1-307552
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