特許
J-GLOBAL ID:200903012417527757

ビタビ復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京谷 四郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-063433
公開番号(公開出願番号):特開平9-261080
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 回路規模の小さいビタビ復号器を提供すること。【解決手段】 送信側からのシリアルなパンクチャド・データに対して、NULLデータ挿入とデータ順変更を行って2ビットの並列受信データ列を生成する。2ビットの並列受信データ列は2ビットずつ順番にブランチ・メトリック作成部31に並列入力される。パンクチャド・マスクデータ発生部36は、NULLデータについてのブランチ・メトリックの作成を禁止するためのマスクデータを作成する。ブランチ・メトリック作成部31は、並列入力データと畳み込み符号の特徴によって定まる期待値とを比較し、比較出力をパンクチャド・マスクデータにより処理し、マスク処理された比較出力をクロックでラッチする。加算比較選択部32やパス・メトリック記憶部33,パス・メモリ34,最尤判定部35は、通常のビタビ復号器で使用されているものである。
請求項(抜粋):
畳み込み符号器と符号間引き部を有するパンクチャド符号送信回路から送信されるシリアルなパンクチャド・データを復号するビタビ復号器であって、2ビットの並列受信データ作成部と、パンクチャド・マスクデータ発生部と、ブランチ・メトリック作成部と、畳み込み符号器の構成によって定まる個数の加算比較選択回路と、生き残りパスを記憶するパス・メモリと、パス・メトリックを記憶するパス・メトリック記憶部と、最尤判定部とを具備し、2ビットの並列受信データ作成部は、受信したシリアルなパンクチャド・データ列に対してヌルデータ挿入とデータ順変更を行って2ビットの並列受信データ列を作成し、2ビットずつ並列出力し、パンクチャド・マスクデータ発生部は、カウンタとゲートとを有し、ヌルデータに対するブランチ・メトリックの生成を禁止させるパンクチャド・マスクデータを生成し、ブランチ・メトリック作成部は、2ビットの並列受信データ作成部から出力される2ビットの並列入力データと畳み込み符号の規則性にしたがった期待値とを比較し、比較出力をパンクチャド・マスクデータにより処理し、マスク処理された比較出力をクロックでラッチし、各加算比較選択回路は、一つの状態に対応付けられ、対応する状態に到達する二つのパスについてブランチ・メトリック作成部で作成されたブランチ・メトリックとパスメトリックを加算し、2個の加算結果を比較し、小さい方の加算結果を当該状態のパス・メトリックとしてパス・メトリック記憶部に書き込むと共に、小さい加算結果を示すパスを生き残りパスとしてパス・メモリに書き込み、最尤判定部は、パス・メトリック記憶部およびパス・メモリの内容を参照して畳み込み符号器への入力データを推定することを特徴とするビタビ復号器。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平3-049428
  • 特開平3-049429
  • 符号化率可変伝送方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-337473   出願人:富士通株式会社
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